研究課題/領域番号 |
21K17965
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分80010:地域研究関連
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研究機関 | 玉川大学 |
研究代表者 |
市川 章子 玉川大学, リベラルアーツ学部, 非常勤講師 (60866458)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2026-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2025年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2024年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2023年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 東アジア / 医療・福祉 / 通訳・言語専門家 / 国際比較 / 複線径路等至性アプローチ(TEA) |
研究開始時の研究の概要 |
本研究では、日本の医療・福祉分野における通訳・言語専門家の国家資格の確立に向けた議論を進めるために、国際比較研究を実施する。東アジア地域での福祉施設のフィールドワークをもとに、3つの地域の介護や介助の現状と言語の関係をTEAを用いて解明することを目的とする。多文化に関わる人々が文化を理解して対処する能力の向上のための実践方法について東アジア地域の状況を把握し、新しい政策の構築への貢献を目指す。
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研究実績の概要 |
本年度は、研究課題に関する日本国内でのフィールドワークと海外研究者とのオンラインでの交流を実施した。 日本国内でのフィールドワークでは、福祉施設でのフィールドワークを一定程度進めることができたが、新型コロナウイルス感染症の影響で制限があった。海外研究者とのオンラインでの交流では、東アジア地域における「介護保険制度」に関する議論を若手研究者も交えて進めることができた。新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、海外での現地調査は実現できなかった。 これまでの研究成果を質的研究法のTEAやIPAなどを用いて、学術大会で研究発表を行った。また、在日コリアンの福祉に関わる論文をTEAで分析し学術誌に提出中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
研究実績に書いたように、日本国内での調査や研究成果の発表は進んでいるが、海外での現地調査が実施できていないためである。
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今後の研究の推進方策 |
最優先は、分析中の研究の投稿である。本年度は、海外での調査を実施できる見込みであるが、代替策として大規模調査の実施を検討する。 今後は、実現できていない海外での現地調査を進めること、本年度までに得られたフィールドワークの結果を分析し、学術誌に投稿する。 また、これまで研究成果を整理する過程で、哲学や言語障害学に関する学術書も深く見ていく必要性が出てきた。「多文化に関わる人々が文化を理解して対処する能力の向上のための実践方法」の解明に向けて、文献研究も同時に進めていく。
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