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携帯式ロガーによる医原性閉経後のVMS測定

研究課題

研究課題/領域番号 21K18099
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分90140:医療技術評価学関連
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

横田 めぐみ  慶應義塾大学, 医学部(信濃町), 助教 (10528855)

研究期間 (年度) 2021-04-01 – 2026-03-31
研究課題ステータス 交付 (2023年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2025年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2024年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2023年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2022年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2021年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
キーワードVMS / 皮膚抵抗値 / ホットフラッシュ / モニタリング
研究開始時の研究の概要

若年者の婦人科癌治療は付属機切除や放射線治療により医原性閉経となる症例が多い。
エストロゲンが急激に消退する結果,更年期症状が重症化することが知られている。更年期症状の中でQOLに最も関与している血管運動神経症状(Vasomotor symptoms:VMS)については重症度や治療薬剤の評価は患者の自己記載レポートにより行われてきた。しかし心因性要素も加味される結果、必ずしも病態生理を正確に反映した結果とは言い難い。今回、自己記載のレポートに加え、胸骨前面皮膚抵抗値を測定することで、医原性閉経後のVMSの評価を定量的に行い、重症度を評価することで患者のQOLの維持に寄与することを目的とする。

研究実績の概要

実際の被検者に行う前段階の測定として、2023年4月よりVMSがあり、VMSの測定に協力してくださる更年期症状のあるボランティアを募集した。結果5名測定に協力いただき、全例でVMSモニターを24時間装着し、VMSの測定をおこなった。その結果よりVMSの自覚と相関して測定が可能であったことを確認した。また、外気温に左右されていないこと、運動などでの測定パターンと異なることを確認した。ボランティアに使用する際には電極装着における有害事象は認めなかった(皮膚炎、感染等の電極接触部での不具合はみられなかった)ことから、上記結果を使用して当院でIRBを申請し、審査が2024年3月に終了した。2024年4月より実際の患者でのVSM装着のリクルートを開始している。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

当初、コロナ下によりボランティア(更年期症状あり)の選定に時間がかかったこと,当院IRBの認定に際しボランティアでの有害事象がないことを確認する必要があり,研究の実装までに時間を有した。本年度より実症例でのエントリーが開始となる。

今後の研究の推進方策

研究のエントリー数によっては、研究期間の延長を検討したいと考えている。

報告書

(3件)
  • 2023 実施状況報告書
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書

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公開日: 2021-04-28   更新日: 2024-12-25  

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