研究課題/領域番号 |
21K18102
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分90140:医療技術評価学関連
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研究機関 | 日本医科大学 |
研究代表者 |
赤塚 純 日本医科大学, 医学部, 講師 (20637863)
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研究期間 (年度) |
2021-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2022年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 人工知能 / 泌尿器科学 / 医用画像 / 前立腺癌 / 放射線画像 |
研究開始時の研究の概要 |
申請者は、これまで “ブラックボックス問題”に注目しAIを用いた医工連携の研究(AIと医師の着眼点の違いの解明)を行ってきた。本研究では、AI技術を統合し、前立腺癌のwhole-clinical dataに対して、ホワイトボックスな深層学習に基づいた医療AIシステムを構築し信頼できる医療技術検証を行う。本研究では、日本医科大学付属病院で診療を行った前立腺癌症例におけるwhole-clinical data(臨床情報、病理画像、超音波画像、放射線画像)に基づき解析を行う。これら研究成果は、泌尿器科学の進歩や医療画像診断の発展に寄与し、将来的なAI医療応用に結びつく重要なステップとなる。
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研究実績の概要 |
本研究は、SpringerNature 社が刊行する英国の学術誌『Scientific Reports』 (2022 年 01 月17日付け)に掲載した。また、自身の研究成果を下記に報告し、啓蒙活動もおこなった。1. 前立腺がんにおける医療AIの現状 医学のあゆみ 284巻3号 2023年1月2. 令和時代の泌尿器低侵襲医療 日本医科大学医学会雑誌 2022年12月 3. 前立腺癌を対象にした最新の基礎研究 ─トランスレーショナルリサーチによる未来予想図─ 前立腺癌AI 研究のあゆみ など。 論文及び書籍を介しての研究成果報告のみならず、多種学会報告や勉強会での成果発表をおこなってきた。2023年05月現在では、追加研究として医療AIのwhite box化に向けた研究を継続してすすめている。これらの研究は、泌尿器悪性腫瘍の病態解明に向けた取り組みであるのみならず、医療AIの可能性を開拓する研究内容になることを目標にしている。今後研究成果が出次第、追加の結果報告を随時行なっていく予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
2022年に第一段階の研究成果を報告した。 現在、追加実験を遂行中である、
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今後の研究の推進方策 |
追加実験の結果につき、2023年度内の報告を目指している。
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