研究課題/領域番号 |
21K18516
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分9:教育学およびその関連分野
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
多川 孝央 九州大学, 情報基盤研究開発センター, 学術研究員 (70304764)
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研究分担者 |
田中 洋一 仁愛女子短期大学, 生活科学学科, 教授 (20340036)
山川 修 福井県立大学, 学術教養センター, 教授 (90230325)
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研究期間 (年度) |
2021-07-09 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2023年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 学習コミュニティ / SEL / 心拍変動 / ウェアラブルセンサ / 自律神経 / ラーニングアナリティクス |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は高等教育の学習者を対象として、教育実践環境でのウェアラブルセンサ等を用いた学習者のデータ収集・分析により学習者の非認知的能力を評価することを介してSEL(すなわち社会情動的スキルの育成)を支援する方法(SELのためのラーニングアナリティクス)を構築することと、およびそれに立脚し自律的学習者を育成するSELの実践のためのプログラムを提案することを目指す。
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研究実績の概要 |
学習者の身体から得られる生体情報と学習者の心的状態を結び付け、社会情動的学習を支援するためのフィードバックを得る研究の一環として、映像情報の分析を試みた。また、これと関連し学習者集団における相互関係の成長と身体的活動の特徴の関係性の分析を行った。これに加えて、集団での学習活動であるアクティブラーニングの実践に関しての報告をまとめて刊行した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
年度中に研究代表者の身分が正規の教員から非常勤の研究員となり、これに伴って人を対象とする研究に必要な審査を受審し研究データを収集することができなくなった。このため当該年度の研究は過去の研究データの分析に立脚したものにとどまることとなった。
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今後の研究の推進方策 |
研究代表者が大学を移動し正規の教員となったことから所属大学等における学生等を対象者とする調査を行うことが可能となった。これを踏まえ、当初予定していたデータ収集とデータ分析による研究を遂行する予定である。また、このデータ収集および分析において、当初は現在の研究代表者・研究分担者の所属大学のみにおいて行う予定であったが、その他の大学に所属する研究者と協力し、データ分析対象を広げることを検討している。
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