研究課題/領域番号 |
21K18521
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分9:教育学およびその関連分野
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研究機関 | 山梨県立大学 |
研究代表者 |
山北 満哉 山梨県立大学, 看護学部, 准教授 (40582143)
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研究期間 (年度) |
2021-07-09 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2021年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 身体活動 / 運動遊び / 仕掛け / 子ども / 小学校 / 介入研究 |
研究開始時の研究の概要 |
近年、運動をする子としない子の二極化が指摘されており、運動に関心のない子どもが気軽に運動を楽しむことのできる環境の構築が求められている。 運動に無関心な子どもの行動を促すアプローチとして、子どもの「好奇心」や「ワクワク」に働きかけ、楽しんでいたら自然に身体が動いていた、という行動につながる「仕掛け」が注目されている。 本研究では、学校で実施可能な「つい動きたくなる仕掛け」を開発し、その仕掛けが子どもの身体活動量の増加や座位時間の減少に寄与するかについて検証を行う。
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研究実績の概要 |
本研究は、子どもの「やりたい」や「ワクワク」に働きかけ、運動に無関心な子どももつい動きたくなる「仕掛け」を開発し、小学校を対象とした介入研究によりその効果を検証することを目的としている。 2022年度は、新型コロナウイルス感染症の収束が未定であり、具体的な実施計画や介入方法について効率的に進めることができなかったため、初年度に収集した子どもがワクワクし、やってみたいと思う要素(行動インサイト)の収集、情報の更新、及び身体活動・運動・スポーツに対する子どもの価値観や行動の選択に関連する要因を引き続き収集、検討するとともに、社会で実装されている運動行動に繋がる「仕掛け」の収集と共通要素の抽出を行った。 その結果、実装されている運動行動を誘引する仕掛けには、「選択(階段を選択することによる投票行動など)」や「挑戦(ギネスや身近な記録に挑戦やこれでできるかなというものへの挑戦など)」、「演奏(ピアノ階段や移動しながら楽器(鉄の棒など)を叩くことでメロディを奏でられる遊具など)」などの要素が含まれていることが示された。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウイルス感染症の収束が未定であり、学校における介入計画、実施を積極的に進めることができなかったため。
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今後の研究の推進方策 |
2023年度は、前年度までに収集した各分野の視点から子どもがワクワクし、やってみたいと思う要素(行動インサイト)や既に実装されている運動行動に繋がる仕掛けに関する報告をまとめるとともに、小学校において実施可能な「仕掛け」を開発・作成し、協力校を対象に「仕掛け」導入による介入研究を実施する。
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