研究課題/領域番号 |
21K18542
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分9:教育学およびその関連分野
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研究機関 | 山陽学園大学 |
研究代表者 |
上地 玲子 山陽学園大学, 総合人間学部, 准教授 (40353106)
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研究分担者 |
井手 友美 九州大学, 医学研究院, 准教授 (90380625)
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研究期間 (年度) |
2021-07-09 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2022年度)
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配分額 *注記 |
6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2022年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2021年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | ダウン症 / 発達障害 / 口腔周囲筋訓練 / クチトレ / 口腔機能低下 / 特別支援学級 / 口唇閉鎖力 / 障がい児 / 特別支援 / 学校 |
研究開始時の研究の概要 |
研究者、岩見沢市教育委員会、企業(北海道大学COIに所属する関連支援企業)と家庭での、「岩見沢こどものクチトレ協議会(以下、協議会)」を結成した。これまでの既存の垣根を越え、それぞれの分野を生かしながら連携して特別支援学級在籍のこどもたちの支援を行う。今回の研究では、1) 探索的介入研究、2) 個別プログラムの開発、3) 最適化された統合的プログラムの実証を行う。
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研究実績の概要 |
北海道岩見沢市教育研究所および岩見沢市教育委員会と協力して,岩見沢市内の各小中学校の特別支援学級に在籍する児童生徒約200人を対象に口腔周囲筋トレーニングを実施した。 内容は、特別支援学級の児童生徒に口腔周囲筋トレーニングを12ヶ月間実施し、inelandⅡ(適応行動尺度)によって開始前と実施後の2回に分けて評価をした。口腔周囲筋トレーニングは,口腔周囲筋トレーニング器具である「クチトレプラス」を用いて、1日1回各3分間のトレーニングを行った。 コロナ禍の影響により,登校停止になるケースがあり,現場での直接指導ができずに計画していた実施方法等が大幅に変更となったため,実施状況を把握することは困難であった。 実施できたケースで前後比較をしたところ,おおむねinelandⅡ(適応行動尺度)において全体的に総合評価が向上した。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
コロナの影響により,口腔内に装着するトレーニングの実施ができにくい状況である。
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今後の研究の推進方策 |
フィールドを変えて,口腔周囲筋トレーニングを実施できる環境を調整中である。
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