研究課題/領域番号 |
21K19478
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分53:器官システム内科学およびその関連分野
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
寺井 崇二 新潟大学, 医歯学系, 教授 (00332809)
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研究分担者 |
上村 顕也 新潟大学, 医歯学系, 教授 (00579146)
上野 将紀 新潟大学, 脳研究所, 教授 (40435631)
松井 秀彰 新潟大学, 脳研究所, 教授 (60710853)
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研究期間 (年度) |
2021-07-09 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2023年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2022年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2021年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 自律神経調節 / 非アルコール性脂肪性肝疾患 / 自律神経 / 新規治療法 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究目的を達成するために、肝臓、消化管、脳、神経など異分野の研究者が臓器横断的にワンチームで以下の手順で研究を遂行する。 1. NASHモデルマウスを対象として、自律神経による多臓器間のシグナル伝達、液性因子の変化を明らかにする。 2. 自律神経ネットワークの活動をDREADD法で調節し、NASHの病態を抑制できるか、検証する。 3.既存の自律神経調整薬が病態改善に寄与しうるか、ドラッグスクリーニングを行う。 以上から、NASHの病態における自律神経の関与を明らかとし、その調節による病態制御を検証し、自律神経を介する臓器連関の観点からの新規治療法を確立する。
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研究実績の概要 |
本研究では、NASHにおける自律神経が繋ぐ多臓器連関の仕組みを解明し、その調節によってNASHの治療法を開発することを目的としている。 今年度は、NASHの病態制御における脳内ペプチドや視床下部ホルモンの分泌、血中濃度の変化について、視床下部の4型メラノコルチン受容体(MC4R)のノックアウトマウス、高脂肪食給餌マウス、メチオニンコリン欠乏食給餌マウスをNASHモデルマウスとして検討した。 多臓器をつなぐ末梢自律神経の障害によって、末梢でのNASH病態制御に関わる機構が破綻する場合に、NASHの病態進行を制御するために、中枢神経系の働きによって恒常性を維持するシステムが存在することを明らかとした。具体的には、視床下部からの成長ホルモン分泌制御を介して、肝臓からのIGF-1分泌が調整され、NASHの組織学的進展が抑制されていた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
マウスモデルを活用した研究が進捗しているため。
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今後の研究の推進方策 |
今後は蛋白発現の網羅的解析及び成果のまとめを行う。
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