研究課題/領域番号 |
21K19583
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分56:生体機能および感覚に関する外科学およびその関連分野
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研究機関 | 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所) |
研究代表者 |
越智 広樹 国立障害者リハビリテーションセンター(研究所), 研究所 運動機能系障害研究部, 研究員 (30582283)
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研究期間 (年度) |
2021-07-09 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2022年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2021年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
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キーワード | グリア細胞 / 脊髄損傷 / リハビリテーション |
研究開始時の研究の概要 |
中枢神経損傷後のリハビリテーション(以下、リハビリ)介入により運動機能の回復が得られることはよく知られているものの、その分子メカニズムは不明である。リハビリによる神経回路の再構築には、グリア細胞や血管による支持が重要と考えられるが、リハビリがグリア細胞に及ぼす影響は全く不明である。そこで本研究では、グリア細胞に着目し、シングルセル解析に基づき、リハビリによる神経回路の再構築メカニズムに迫る。
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研究成果の概要 |
本研究では、グリア細胞のシングルセル解析を通じて、リハビリテーションによる神経回路再構築メカニズムを解明することを目的として、研究を行った。そのために、まず脊髄からグリア細胞を効率よく単離する方法を検討した。また、脊髄損傷モデルに対して効果的かつストレスの少ないリハビリテーションの方法を検討した。さらに、これらの検討を通して、リハビリテーションを施した脊髄損傷モデルから単離したグリア細胞のシングルセル解析を実施すべく一連の予備検討を進めた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
中枢神経障害後のリハビリテーション介入が、神経機能の回復に促進的に働くことは、広く認識されるに至ったものの、未だにその分子メカニズムを明らかにした報告はなく、リハビリテーション医学として更に発展するためには、明確な分子メカニズムの解明が喫緊の課題である。本研究において、グリア細胞に着目し、リハビリテーションの効果を分子レベルで明らかにすることで、リハビリテーションによる神経回路の再構築メカニズムを明らかにするだけでなく、これまでにはなかった、リハビリテーションの効果を促進する薬剤の開発へ繋げるための、分子基盤構築ができるものと考えられる。
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