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ラマン分光sortingの導入による歯根膜シングルセル解析の高機能化

研究課題

研究課題/領域番号 21K19599
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分57:口腔科学およびその関連分野
研究機関大阪大学

研究代表者

竹立 匡秀  大阪大学, 歯学部附属病院, 講師 (60452447)

研究分担者 山口 佳則  大阪大学, 大学院工学研究科, 特任教授 (20386634)
山下 元三  大阪大学, 歯学部附属病院, 講師 (90524984)
研究期間 (年度) 2021-07-09 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
6,110千円 (直接経費: 4,700千円、間接経費: 1,410千円)
2022年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2021年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
キーワード歯根膜 / ラマン分光法 / ラマンスペクトル / シングルセル解析 / ラマン分光 / ソーティング / 歯根膜細胞
研究開始時の研究の概要

歯根膜を構成する亜集団細胞群の特徴解明に、フォトニクス技術とゲノミクス解析を融合したシングルセル解析手法の確立によって挑む。すなわち、シングルセル単離時に各細胞のラマンスペクトル情報を非侵襲的に取得し、シングルセルRNA-seqの解析結果から得られるクラスタ情報と照合する。各クラスタに特徴的なラマンスペクトルを見出し、同スペクトルによって細胞をソーティング、機能解析することにより、歯根膜の亜集団細胞群としての特徴を明らかにする。

研究成果の概要

本研究課題では、ヘテロな細胞集団から構成される歯根膜の特徴を一細胞単位で解明することを目的に、フォトニクス技術とゲノミクス解析を融合した新しいシングルセル解析手法を確立するために研究を遂行した。その結果、骨などの硬組織形成細胞への分化段階を複数のラマンスペクトルの組み合わせによりプロファイリングできる可能性を見出だすとともに、ビーグル犬抜去歯のシングルセル解析条件を明らかにした。一方で、マウス歯根膜分子の発現プロファイル解析から、歯根膜の炎症に特徴的な分子の発現変動を明らかにした。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究課題の成果は、歯周組織の恒常性維持に極めて重要な役割を担う歯根膜を新たな実験手法で解析するための基盤構築につながる。また、歯周組織再生療法の非臨床研究としてゴールドスタンダードとして用いるビーグル犬の歯根膜を対象にシングルセル解析の条件を整備したことは、新しい歯周組織再生療法の開発に際し、作用機序の解明に活用可能な実験手法の樹立につながると考えられる。

報告書

(3件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書

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公開日: 2021-07-13   更新日: 2024-01-30  

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