研究課題
挑戦的研究(萌芽)
本研究では,好みに左右されず必要な香りの効果を享受可能とするため,香りを知覚させず機能のみを得る手法に取り組む.具体的には,嗅覚における反応時間限界値以下の時間,知覚閾値以下となる最大濃度の香りを出力し,それを疲労・順応を起こさない時間間隔で繰り返す.知覚に上ることが無いため,濃度を高く保ち神経を強く刺激できる.これを適切な時間間隔で出力することで,香りの効果を継続あるいは強化することを目指す.