研究課題/領域番号 |
21K19832
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分62:応用情報学およびその関連分野
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研究機関 | 名古屋大学 (2023) 国立研究開発法人理化学研究所 (2021-2022) |
研究代表者 |
下田 真吾 名古屋大学, 医学系研究科, 特任教授 (20415186)
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研究分担者 |
島津 智一 埼玉医科大学, 医学部, 客員講師 (10322413)
安 ち 東京大学, 大学院新領域創成科学研究科, 准教授 (70747873)
岡島 正太郎 名古屋大学, 医学系研究科, 特任助教 (90846544)
上田 彩子 日本女子大学, 人間社会学部, 准教授 (40582416)
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研究期間 (年度) |
2021-07-09 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2022年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2021年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 片頭痛 / 筋活動 / リアルタイム計測 / 個別化医療 / 神経系 / ウェアラブル計測 / 血中CGPR濃度 / 筋電位 / Wearableセンサ / Daily Health Logging |
研究開始時の研究の概要 |
筋活動は,日常生活の中で計測可能な生体信号であり,また神経系の最終出力でもあるため,筋活動を神経系の窓として活用する可能性を探るのが本研究の目的である本研究では,片頭痛患者を対象に頭痛発作と疼痛筋電の関係を明らかにすることで,片頭痛発作メカニズムを解明し,投薬タイミング調整するシステム開発を具体的な目標とし,筋活動解析から神経活動を推定することが,疾患原因の究明や定量化に有用であることを示す.
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研究成果の概要 |
本研究では,筋活動のように日常生活の中で取得できる生体信号から片頭痛などの神経系疾患の問題点を抽出し,疾患の早期発見や予測,さらには個別化医療の実現に向けたここに応じた状態の出力を目標に研究を進めた. 具体的には,片頭痛患者の首肩回りの筋活動から片頭痛発作を予測するためのWearableデバイスの開発と,それを利用した計測解析を進め,筋活動・大脳基底核・三叉神経等の関連をモデル化するとともに,その有効性の実験的検証を進めた.さらにその結果を基に片頭痛の起こりやすさの指標の提案を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究を通じて,日常生活の中で常時生体信号を計測し,自らの状態を把握する重要性を認識することができた.多くの場合そのような生体信号は無意識の中で変化しており,その無意識の変化を的確にとらえ,意識的な症状が出る前に適切な対処を行っていくことが,今後の医療・ヘルスケアとって非常に重要な側面となっていくものと思われる. とくに筋活動は,神経系の最終出力としてその重要な役割を果たすことが期待されるが,神経系・免疫系・内分泌系など様々なものの変化を適切にとらえていく必要がある.
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