研究課題
挑戦的研究(萌芽)
各種人工骨材料は、骨と自発的に結合する「生体活性材料」と、骨と結合しない「生体不活性材料」に大別される。しかし、人工骨材料の骨結合能を支配する因子の解明と体系化はまだ達成されていない。本研究は、細胞外微粒子の吸着挙動および微粒子性状が、材料の骨結合能に与える影響を解明することを研究目的とする。各種人工骨関連材料表面における細胞外微粒子の吸着特性を明らかにし、生体模倣環境下における生体無機組織(アパタイト)の形成能、生体内での骨結合能等との関連を明確化することを本研究の骨子とする。