研究課題/領域番号 |
21K20161
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0107:経済学、経営学およびその関連分野
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
菊地 朋生 早稲田大学, 国際学術院(アジア太平洋研究科), 教授 (60906527)
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研究期間 (年度) |
2021-08-30 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2022年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | Multinationals / China banking FDI / Manufacturing FDI / Credit constraints / Chinese banking FDI |
研究開始時の研究の概要 |
We investigate the relationship between bank FDI and manufacturing firm FDI using a detailed firm-level dataset on outbound multinational activity from China that was contemporaneous with the global expansion of China's Big-5 banks.
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研究成果の概要 |
中国のビッグ5銀行のグローバル展開と同時期に行われた中国の多国籍活動に関する企業レベルのデータセットを用いて、銀行FDIと製造業FDIの関係を分析した。その結果、Big-5銀行の子会社や支店の設立は、その後の中国企業の海外子会社設立の確率を増加することがわかった。中国の銀行直接投資と企業の直接投資の間に因果関係があることを立証するために操作変数方を含むテストを行っている。また、中国の銀行が海外に存在することで、中国企業の海外子会社の資金調達ニーズが促進されることを示す裏付けとなる証拠も示している。これらの結果は、ある国の銀行の国際化とその国の企業が海外で活動する能力との関連性を示している。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Our results suggest that foreign firms trying to do FDI in a host country find it harder to obtain financing than domestic firms in that host country as it is more difficult for host-country banks to verify information that would be relevant about the credit-worthiness of the foreign firms.
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