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不確実性の高い移動を伴う人びとの「まちの居場所」に関する実証的研究

研究課題

研究課題/領域番号 21K20468
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0304:建築学およびその関連分野
研究機関金沢星稜大学

研究代表者

石川 美澄  金沢星稜大学, 経済学部, 准教授 (50733672)

研究期間 (年度) 2021-08-30 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2022年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2021年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
キーワードまちの居場所 / サードプレイス / 複数拠点生活者 / 高頻度旅行者 / モビリティ社会 / 旅先での居場所 / 複数拠点生活 / ポジティブな移動 / 二拠点居住 / 二拠点生活 / 二地域居住 / 旅行
研究開始時の研究の概要

「まちの居場所」とは、人が思い思いに過ごせる場所のことを指す。本研究の目的は、不確実性の高い移動を伴う人びとに対するヒアリング調査を通して、彼らの「まちの居場所」の獲得プロセスを解明し、その場所の特徴を明らかにすることである。具体的には、高頻度に生活拠点を移す二地域居住者・多拠点居住者および季節労働者と、生活拠点はほぼ変わらないものの頻繁に旅行に出かける国内旅行者を調査対象事例とする。

研究成果の概要

本研究は、不確実性の高い移動を伴う人びとの「まちの居場所」の獲得プロセスとその場所の特徴を明らかにすることを目指したものである。具体的な調査対象は、高頻度に生活拠点を移す複数拠点生活者ならびに生活拠点はほぼ変わらないものの頻繁に旅行に出かける高頻度旅行者である。前者では各居住地に「まちの居場所」がある者が多かったが、一方で「どこにも居場所はない」者も一定数確認される等の研究成果が得られた。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、「まちの居場所」やサードプレイスに関する研究が、いわゆる定住人口である住民に偏りがちであること等を先行研究の整理で指摘した。その上で、複数拠点生活やワーケーションなど新しい生活様式が浸透しつつある社会での人びとの「まちの居場所」の実態について、量的・質的調査を通して一定の知見を提示できた点に学術的・社会的意義がある。

報告書

(4件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて 2022

すべて 雑誌論文 (2件) (うちオープンアクセス 1件) 学会発表 (2件)

  • [雑誌論文] 二拠点・多拠点生活者の「まちの居場所」の実態に関するWebアンケート調査報告2022

    • 著者名/発表者名
      石川美澄
    • 雑誌名

      都市計画報告集

      巻: 21 号: 1 ページ: 8-13

    • DOI

      10.11361/reportscpij.21.1_8

    • ISSN
      2436-4460
    • 年月日
      2022-06-08
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
    • オープンアクセス
  • [雑誌論文] 複数拠点生活者の「まちの居場所」の有無と地域愛着に関する一考察:Webアンケート調査の年代別結果を基に2022

    • 著者名/発表者名
      石川美澄
    • 雑誌名

      第37回日本観光研究学会全国大会学術論文集

      巻: 2022.12 ページ: 255-260

    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] 二拠点・多拠点生活者の「まちの居場所」の実態に関するWebアンケート調査報告2022

    • 著者名/発表者名
      石川美澄
    • 学会等名
      2022年度日本都市計画学会全国大会 都市計画報告会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書
  • [学会発表] 複数拠点生活者の「まちの居場所」の有無と地域愛着に関する一考察:Webアンケート調査の年代別結果を基に2022

    • 著者名/発表者名
      石川美澄
    • 学会等名
      第37回日本観光研究学会全国大会
    • 関連する報告書
      2022 実施状況報告書

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公開日: 2021-10-22   更新日: 2025-01-30  

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