研究成果の概要 |
ドーピングしたDion‐Jacobson型酸化物CsBi2-xMxTi2Nb10-x/2 (M =Mg, Ca, Sr, Ba; x =0.1, 0.2)とCsBi2Ti2-xNb1+xO10+x/2 (x = 0.1, 0.2, -0.1 and -0.2)を合成し、結晶構造、電気的性質、イオン拡散経路などを調べた。10%Srドーピングした組成は一番高い伝導度を示した。伝導度向上の理由を、イオンサイズ、キャリア濃度などの観点から説明できた。高い酸化物イオン伝導度を示す新型酸化物イオン伝導体の発見により,Dion-Jacobson型酸化物イオン伝導体という研究分野が生まれると考えられる。
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