研究課題/領域番号 |
21K21046
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0907:口腔科学およびその関連分野
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
内野 美菜子 鹿児島大学, 医歯学域鹿児島大学病院, 助教 (50808342)
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研究期間 (年度) |
2021-08-30 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 自律神経 / 静脈内鎮静法 / 心理 / 歯科治療恐怖症 / 歯科治療 / 抜歯 / 自律神経活動 / 心拍変動解析 |
研究開始時の研究の概要 |
歯科治療は、局所麻酔時の針の刺入や処置時の疼痛など、患者が不安や恐怖心を抱く機会の多い医療行為である。歯科治療に対する不安や恐怖心から治療を受けられない歯科治療恐怖症患者や、自律神経の変動に伴い異常高血圧や血管迷走神経反射などの全身的偶発症を発症する患者もいる。 本研究では、歯科治療へ不安を抱く患者に静脈内鎮静下での安全な歯科治療環境を構築することを目的として、患者の術前不安と鎮静中の自律神経変動の関連性を解析する。さらに、動物モデルを使用して、鎮静下での歯科的ストレスに対する自律神経応答のメカニズムを明らかにすることを目的とする。
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研究実績の概要 |
歯科治療は、局所麻酔時の針の刺入や処置時の疼痛など、患者が不安や緊張および恐怖心を抱く機会の多い医療行為である。歯科治療に対する不安や恐怖心から 治療を受けられない歯科治療恐怖症患者や、自律神経活動の変動に伴い、異常高血圧および血管迷走神経反射などの全身的偶発症を発症する患者もいる。本研究 では、歯科治療に対して不安を抱く患者に静脈内鎮静下での安全な歯科治療環境を構築することを目的として、患者の術前不安と鎮静中の自律神経活動変動の関 連性を解析する。今年度は、歯科治療へ不安を抱く患者に静脈内鎮静下での安全な歯科治療環境を構築することを目的として、健常群10人および歯科治療恐怖症 群7人の静脈内鎮静下抜歯中の自律神経系・循環動態・心理状態の測定を行なった。既往に不整脈のない下顎埋伏智歯抜歯が必要な20-40歳の女性患者を対象とし た。デンタルチェア上に仰臥位になってもらい、脳波・心電図リアルタイム解析システムであるMemcalc Makin2(GMS社)を使用し、自律神経系(交感神経活動の指 標:LF/HF、副交感神経活動の指標:HF)・循環動態(血圧、心拍数)のパラメータを測定し、収集したデータを解析中である。今後は健常群および歯科治療恐怖症群 ともにNを増やし、自律神経系、循環動態、心理状態の生体パラメータを解析し、歯科治療恐怖症患者の術前不安と鎮静中の自律神経変動の関連性について解析 をする予定である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
令和3年度までは、当初の計画通り臨床研究を進めることができていたため、本研究は概ね順調に進展していたが、コロナ感染により被験者の予約キャンセルなどが 相次ぎ、予定しているN分のデータが得られていないため、やや遅れていると考える。また、現在育休中でありその期間のデータ取得は不可能なため、復帰し次第研究を進めていく予定である。
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今後の研究の推進方策 |
予定しているNを増やし、解析を進めていく予定である。
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