研究課題/領域番号 |
21K21134
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0908:社会医学、看護学およびその関連分野
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
坂井 智達 名古屋大学, 医学部附属病院, 医員 (20910582)
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研究期間 (年度) |
2023-02-26 – 2025-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 介護施設居住高齢者 / フレイル / Frailty / 科学的介護情報システム / FRAIL-NH / 施設居住高齢者 |
研究開始時の研究の概要 |
海外で広く使われている介護施設用Frailty評価ツールであるFRAIL-NH、厚生労働省にて開発された、科学的介護情報システム(LIFE)を使用し収集したデータから、わが国の施設居住高齢者のFrailtyを評価し、関連因子を分析する。更にFrailtyと予後との関連、Frailtyの可逆性の範囲とその関連因子を分析することで、望まれるFrailtyへの介入について検討する。また、オーストラリアとの共同研究によって、両国の施設居住高齢者の状況を比較し、本邦の特性を同定し、本邦における施設居住高齢者へのより効果的かつ実現可能なケアプランを検討する。
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研究実績の概要 |
日本における介護施設居住高齢者のフレイルに関する研究はほとんどないと言える状況である。また科学的介護情報システム(LIFE)に関しては本年度からの運用開始となるため、本研究で得られる知見には新規性が見込まれる。本年度当初の時点で、LIFEの運用開始から2年が過ぎ、データの蓄積も進んでおり、データ回収を行い、データクリーニング、解析を行った。解析結果を学会発表、論文化に向けてまとめている段階である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
本年度は、LIFEの運用が開始されて、2年を経過した状況であり、対象施設でのデータも蓄積されたため、対象施設よりデータ収集を行った。さらにそのデータを用い、フレイルに関する解析を行い、学会発表、論文化の準備を行っている段階である。
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今後の研究の推進方策 |
今後は、学会発表を含め、当該データ解析結果の論文化を行っていく。のちには、現在集めたデータのさらなる解析、結果分析を進めるとともに、継続して対象施設よりさらなるデータ収集を行い、解析、結果分析を行っていく予定である。
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