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関節リウマチにおける新規高分子Rabタンパク質の役割とその応用

研究課題

研究課題/領域番号 21K21140
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0908:社会医学、看護学およびその関連分野
研究機関長崎大学

研究代表者

小川 晃平  長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 客員研究員 (80908533)

研究期間 (年度) 2021-08-30 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード骨髄細胞 / 細胞内輸送 / Rab44 / 関節リウマチ / 新規高分子Rabタンパク質
研究開始時の研究の概要

関節リウマチは自己免疫による関節破壊が起こる疾患である。主な原因は破骨細胞や免疫細胞の制御異常により惹起すると考えられている。我々は独自の研究から、破骨細胞や免疫細胞に発現する新規遺伝子Rab44を見出した。一般的にRabタンパク質は細胞内の小胞輸送を制御している。Rab44は従来の低分子量Rabタンパク質とは異なり、いくつかのドメイン構造を有する高分子量Rabタンパク質である。しかし、Rab44の生体内での機能は未だ明らかになっていない。本研究の目的は、関節リウマチにおけるRab44の役割を解明することである。そのためにRab44のノックアウトマウスを用いて、関節リウマチのモデル実験を行い、本マウスでの病態を解析する。

研究成果の概要

関節リウマチは自己免疫による関節破壊が起こる。主な原因は破骨細胞や免疫細胞の制御異常により惹起すると考えられている。我々は独自の研究から、破骨細胞や免疫細胞に発現する新規遺伝子Rab44を見出した。しかし、Rab44の生体内での機能は未だ明らかになっていない。本研究の目的は、関節リウマチにおけるRab44の役割を解明することである。そのためにRab44のノックアウトマウスを用いて、関節リウマチのモデル実験を行い、本マウスでの病態を解析した。本研究によって免疫細胞や破骨細胞での細胞内小胞輸送の新たな一面を解明し、予防・診断・治療への応用に繋げる。

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では破骨細胞や免疫系細胞にRab44が特異的に発現しているという我々の独自の知見を基盤にして関節リウマチへの応用を視野に入れた研究を展開している。Rab44の分子基盤の解明は破骨細胞の骨吸収機構や免疫細胞でのRab44の解明にとって有益な情報となるだけでなく、新しい骨代謝の予防・診断・治療薬への手掛かりになる可能性がある。

報告書

(3件)
  • 2022 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2021 実施状況報告書

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公開日: 2021-10-22   更新日: 2024-01-30  

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