研究課題/領域番号 |
21K21193
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0908:社会医学、看護学およびその関連分野
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
岩田 由香 横浜市立大学, 医学部, 助教 (80909755)
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研究期間 (年度) |
2021-08-30 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 家族介護者 / 高次脳機能障害 / プログラム開発 / 無作為化比較試験 / ライフチェンジ適応 / 地域看護 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は、高次脳機能障害者家族介護者における生活変化(ライフチェンジ)への適応を促進する支援プログラムの構築を目的とする。これまでに研究代表者は、ライフチェンジ適応尺度(Life change adaptation scale: LCAS)を開発した。本研究では、高次脳機能障害者家族介護者のライフチェンジ適応促進支援の理論的フレームワークを構築し、ライフチェンジ適応促進支援プログラムを開発するとともに、高次脳機能障害に関わる家族会を対象としたクラスターRCTによりプログラムの効果検証を行う。
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研究成果の概要 |
本研究の目的は、高次脳機能障害者家族介護者におけるライフチェンジ適応に向けたプログラムを開発し、その有効性を検証することである。本プログラムの理論的根拠は、介護者のストレッサーに対する適応的結果にかかるストレスコーピングモデルとし、高次脳機能障害者家族介護者のライフチェンジ適応支援プログラムのフレームワークを作成した。プログラムの有効性は無作為化比較試験にて検証した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、高次脳機能障害者家族介護者のライフチェンジ適応にかかる理論と方法論が明らかになることにより、関連学問領域の知識体系が発展することである。 本研究の施策的意義は、高次脳機能障害者家族介護者支援に関わる新たな施策や制度の設計の一助となることにより、現行の高次脳機能障害者家族介護者支援における家族介護者の健康支援に着目した施策や制度の実装に寄与、ひいては地域ケアシステム構築に結びつくことである。
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