研究課題/領域番号 |
21K21215
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0909:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
治田 麻理子 新潟大学, 医歯学総合研究科, 客員研究員 (80911635)
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研究期間 (年度) |
2021-08-30 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 2型糖尿病 / 食事摂取量 / 身体活動量 / 栄養摂取量 |
研究開始時の研究の概要 |
糖尿病治療における新規薬物治療の開発が進む一方で、食事療法に関しては病院での短時間かつ画一的な指導が長期にわたり継続している。食生活及び運動習慣は多様であることから、個別化された指導の有用性が期待される。欧米で大規模な食事調査による科学的エビデンスが集積される一方で、日本人を含む東アジア人を対象とした報告は限定的である。そこで、日本全国の糖尿病患者約3千人を対象に、標準化された質問票を用いた食事及び運動に関する実態調査を実施する。得られた栄養摂取量及び身体活動と肥満度、糖尿病合併症の関連を検討し、現代の日本人糖尿病患者における肥満や糖尿病合併症予防に最適な食事摂取パターンを明らかとする。
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研究成果の概要 |
食事・運動に関わる科学的エビデンスにおいて、欧米人に比べ報告が限定的な日本人の2型糖尿病患者を対象に食事と身体活動状況の調査を実施した。その結果、2型糖尿病患者において肥満と強く関連する食品群の組み合わせや伝統的な日本食(和食)が肥満の抑制に関連すること明らかになった。今回の研究結果を活用することで、効果的なセルフケアや栄養指導につながることが期待される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
増加し続けている糖尿病患者において、合併症を予防することは喫緊の課題である。また、欧米で大規模研究が行われている一方で、日本人を含む東アジア人を対象とした報告は限定的である。本研究では、日本人2型糖尿病患者の食事及び身体活動調査を行った結果、肥満と強く関連する食品群やその組み合わせを明らかにすることができた。
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