研究課題/領域番号 |
21K21222
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
0909:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
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研究機関 | 長崎大学 (2022) 鹿児島大学 (2021) |
研究代表者 |
丸田 道雄 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(保健学科), 助教 (30912951)
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研究期間 (年度) |
2021-08-30 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2022年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 楽観性 / 注意バイアス / リハビリテーション / 注意バイアス修正法 / 注意バイアストレーニング / 事象関連電位 |
研究開始時の研究の概要 |
楽観性の高さがより良い健康状態と関連するという証拠が蓄積されつつある。楽観性を高める可能性のある方法に注意バイアス修正トレーニング(Attention Bias Modification Training: ABMT)があるが、ABMTが楽観性を高めるメカニズムおよび注意バイアスとの関連は不明確である。本研究では、健常成人を対象として、研究1)脅威回避ABMT(ネガティブな刺激から注意を逸らす)と研究2)ポジティブ探索ABMT(ポジティブな刺激に注意を向ける)をそれぞれ2週間実施し、介入前後での注意バイアスの変化と楽観性との関連、およびその効果を比較検討する。
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研究成果の概要 |
本研究では楽観性を高める可能性のある注意バイアス修正トレーニングの臨床応用に向けて,脅威回避型(ネガティブな刺激から注意を逸らす課題)とポジティブ探索型(ポジティブな刺激に注意を向ける課題)のメカニズムの異なる2種の課題を用いることで,楽観性と注意バイアスとの関連性について比較検討することを目的とした.その結果,いずれの課題で測定した注意バイアスも楽観性総得点,楽観性下位尺度,悲観性下位尺度との関連を示さなかった.楽観性には,肯定的情動や反芻,開放性などの性格特性が関連を示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
注意バイアス修正トレーニングが楽観性に与える影響は,否定的な刺激に対する注意バイアスの存在や程度に依存しない可能性を示しており,本研究成果は,楽観性を高めるための注意バイアス修正トレーニングプログラムの発展に寄与するものと考える.今後は視線分析などのより詳細な注意バイアス指標を用いながら縦断的に関連性を検討し,介入プログラムの開発及び効果検証を進めていきたい.
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