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自転車トレーニングは伸張-短縮サイクル遂行機能を低下させるのか

研究課題

研究課題/領域番号 21K21268
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 0909:スポーツ科学、体育、健康科学およびその関連分野
研究機関京都先端科学大学

研究代表者

高橋 啓悟  京都先端科学大学, 健康医療学部, 嘱託講師 (70910074)

研究期間 (年度) 2021-08-30 – 2024-03-31
研究課題ステータス 完了 (2023年度)
配分額 *注記
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード伸張ー短縮サイクル / 自転車運動 / トレーニング / 筋活動 / 伸張-短縮サイクル / 伸張ー短縮サイクル遂行機能 / 伸張-短縮サイクル遂行機能
研究開始時の研究の概要

様々なスポーツにおいて体力の向上は重要であり、これを実現するトレーニングの一つに自転車トレーニングがある。他方で、一過性の自転車運動後に走動作や跳躍動作に不可欠である伸張-短縮サイクル(Stretch-Shortening Cycle: SSC)機能が低下する。これらの知見から、長期間の自転車トレーニングは体力の向上に効果がある一方で、SSC機能を低下させ、走動作や跳躍動作に負の影響をもたらす可能性がある。そこで本研究は、長期間の自転車トレーニングが下肢のSSC機能に及ぼす影響を明らかにすることを目的とする。

研究成果の概要

本研究の目的は、長期間の自転車トレーニングが伸張ー短縮サイクル(SSC)機能に及ぼす影響を明らかにすることであった。自転車トレーニングの前後に、ホッピングテストを用いてSSC機能を利用した跳躍パフォーマンスと下腿三頭筋における筋活動を測定した。その結果、跳躍パフォーマンスはトレーニング前後で変化がみられなかったものの、跳躍パフォーマンスと筋活動(短潜時伸張反射活動)との関係については変化がみられた。これらの結果から、長期間の自転車トレーニングはSSC機能を低下させないものの、SSC運動時の神経筋活動を変化させることが示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

これまで長期間の自転車トレーニングは体力の維持・向上や障害予防の観点から検討されてきたが、本研究では自転車トレーニングがSSC機能にもたらす負の影響を検討した。その結果、自転車トレーニングはSSC運動時の神経筋活動を変化させることを示した。この知見は走動作や跳躍動作を伴う様々なスポーツにとって不可欠であるSSC機能を考慮した自転車トレーニングの開発に貢献するものと考えられる。

報告書

(4件)
  • 2023 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2022 実施状況報告書
  • 2021 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2021-10-22   更新日: 2025-01-30  

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