研究課題/領域番号 |
21K21287
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研究種目 |
研究活動スタート支援
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
1001:情報科学、情報工学およびその関連分野
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
天野 辰哉 大阪大学, 大学院情報科学研究科, 助教 (40906898)
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研究期間 (年度) |
2021-08-30 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 空間認識 / 人物追跡 / LiDAR / デジタルツイン / 3次元点群 / 空間センシング / 3次元点群 / 行動センシング / プライバシー保護 / 知識共有 |
研究開始時の研究の概要 |
デジタルツインは都市などの3次元空間モデル上に,IoT技術で得られた空間データを紐づけることで効率的な知識共有や解析を可能にするものであり,都市規模でのデジタルツインの実現に向けた動きが急速に進んでいる.一方,拡張現実(AR)やロボットの社会浸透のためには,より詳細なパーソナル空間で人・モノ・空間の状況を扱える新しいデジタルツインが必要となる.本研究では3次元測域センサや深度カメラおよびARデバイスからのセンシングデータ解析により,人の挙動やモノの位置などをリアルタイムに捉えるとともに,人とモノの関係性理解を通して,マイクロかつパーソナルなデジタルツイン空間を構築する技術を確立する.
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研究成果の概要 |
公共空間にいて詳細かつパーソナルな空間デジタルツインの実現にむけ,LiDARをはじめとする3次元計測センサから得られるデータの解析により,人の移動や行動やモノの位置などをリアルタイムに捉えて3次元マップを構築する技術,ならびにそのマップ上での情報共有を可能とするパーソナル空間情報基盤を構築する技術の開発を進めた.特にLiDARを用いた堅牢な人物追跡技術を提案するとともに,広域の人物移動のデータ化を目的とし,視野の重複がないように分散配置されたLiDARからの全域の人物軌跡の再構築手法を提案した.本手法はモバイル分野における著名国際会議PerCom2023に採録された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
デジタルツインは都市などの3次元空間モデル上に,IoT技術で得られた空間データを紐づけることで効率的な知識共有や解析を可能にするものであり,都市規模でのデジタルツインの実現に向けた動きが急速に進んでいる.一方,拡張現実(AR)やロボットの社会浸透のためには,より詳細なパーソナル空間で人・モノ・空間の状況を扱える新しいデジタルツインが必要となる.本研究では3次元測域センサや深度カメラおよびARデバイスからのセンシングデータ解析により,人の挙動やモノの位置などをリアルタイムに捉えるとともに,人とモノの関係性理解を通して,マイクロかつパーソナルなデジタルツイン空間を構築する技術を確立する.
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