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踊りに関するヒトの情報処理の包括的解明

研究課題

研究課題/領域番号 21K21309
研究種目

研究活動スタート支援

配分区分基金
審査区分 1002:人間情報学、応用情報学およびその関連分野
研究機関大阪大学

研究代表者

高木 優  大阪大学, 大学院生命機能研究科, 助教 (20828553)

研究期間 (年度) 2021-08-30 – 2023-03-31
研究課題ステータス 完了 (2022年度)
配分額 *注記
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2022年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2021年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワードfMRI / 舞踊 / 認知神経科学 / 情報科学 / 踊り / ダンス
研究開始時の研究の概要

踊りは古来、全世界で親しまれてきた音と動きの総合芸術である。踊りに関する先行研究は主に、踊りの特定の振り付けや動作に注目し、それらと感情や脳活動との関係性、さらには熟練による変化を調べてきた。一方で、データセットの不在や解析手法の不在などの問題により、踊り視聴中の多様な情報処理のほとんどが無視されてきた。本研究では、クラウドソーシングにより収集した大規模データと深層学習、ダンス視聴中の脳機能画像を組み合わせることで、踊りに関わるヒトの情報処理を包括的に明らかにすることを目的とする。

研究成果の概要

ダンスは古来、全世界で親しまれてきた音と動きの総合芸術である。ダンスに関する先行研究は主に、ダンスの特定の振り付けや動作に注目し、それらと各種認知機能や脳活動との関係性、さらには熟練による変化を調べてきた。一方で、ダンス視聴中にヒトが処理している多様な情報が個々の研究では無視されてきており、包括的な理解ができていなかった。本研究では、新規データセット構築から脳活動計測実験、脳活動解析手法の開発までを行うことによってダンスに関するヒトの情報処理を包括的に明らかにすることに成功した。

研究成果の学術的意義や社会的意義

感情や技術点などの高次の情報が付与された、新たなダンスの大規模データセットを構築した。加えて、これまで難しかったダンス動画からの感覚情報及びそれらを統合した情報の自動的抽出を、大量のダンス動画を用いて訓練された深層生成モデルを用いることによって解決した。それらを用いて、ダンス視聴中のヒト脳活動で処理されている多様な情報処理の詳細を明らかにした。
並行して、深層生成モデルを用いた、多様な情報を柔軟に統合して人の認知体験を再構成するための基礎技術開発も行なった。本研究は世界中60以上のメディアによって報道された。

報告書

(1件)
  • 2022 研究成果報告書 ( PDF )

URL: 

公開日: 2021-10-22   更新日: 2024-01-30  

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