研究課題/領域番号 |
21KK0180
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(B))
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分61:人間情報学およびその関連分野
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
石橋 圭太 千葉大学, デザイン・リサーチ・インスティテュート, 准教授 (40325569)
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研究分担者 |
赤間 章英 前橋工科大学, 工学部, 助教 (00847733)
元村 祐貴 九州大学, 芸術工学研究院, 助教 (50645273)
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研究期間 (年度) |
2021-10-07 – 2027-03-31
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
18,980千円 (直接経費: 14,600千円、間接経費: 4,380千円)
2026年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2025年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2024年度: 4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2023年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2022年度: 3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2021年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ヒューマンインタフェース / 脳機能 / 脳血管機能 / MRI / 起立性循環調節 |
研究開始時の研究の概要 |
本研究は,立ちくらみ様の一過性の脳血流低下時に脳血管機能と脳機能がどのように変化するのかをMRIを用いて明らかにする国際共同プロジェクトである。脳機能が十全に保たれていない状態での変化を明らかにすることで,ヒューマンエラーにつながる潜在的な要因を見出し,より安全性の高いヒューマンインタフェースを考察することを目的としている。一過性の脳血流低下を引き起こす手法として,簡便に高い再現性で脳血流の低下させることが可能な正弦波下半身陰圧負荷(SLBP)を用いる。本研究は,SLBP時の核磁気共鳴画像(MRI)を測定する初めての国際共同研究である。
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研究実績の概要 |
本研究は,より安全性の高いヒューマンインタフェースを考察するために,立ちくらみ様の一過性の脳血流低下時の脳血管・脳機能の変化に注目し,ユーザーの脳機能が十全に保たれていない状態における,ヒューマンエラーにつながる潜在的な要因を明らかにする方法論を確立する。本課題では簡便に高い再現性で脳血流の低下させることが可能な正弦波下半身陰圧負荷(SLBP)を用い,SLBP時に脳血管・脳機能がどのように変化するのかをMRIを用いて明らかにする。本課題は国際共同研究として,海外の研究協力者の施設にてMRIによる測定を行う。 2023年度は,海外の研究協力者の所属であり,実験実施場所となるオランダのTwente大学への機材輸送の手続きが主な内容となっていた。秋に来日した海外の研究協力者と,輸送前の実験機材の構成等の最終確認を行った。その後,非該当証明等,輸出規制関連書類の取得を行い機材の発送となったが,これらに想定以上に時間を要し,実際の発送は次年(2024年)度の4月に持ち越された。しかしながら,これらは海外に市販品ではなく独自の実験機材を持ち込み研究を行う際のプロセスを把握するという点で,今後の研究にもつながる作業内容であった。 また,実験に使用するために当初購入予定であった,カフ式血圧計(MRI対応)については,海外の研究協力者と測定プロトコルの再検討を行っている関連で購入がペンディングとなっている。なお,MRI測定時に被験者に呈示する予定のタスクに対する反応がSLBP時にどのような影響が現れるかについては,国際会議にて発表し情報共有を行った。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
実験機材の現地への発送するために必要な非該当証明等,輸出規制関連書類の準備に想定以上に時間がかかったため,実際の機材の発送は次年(2024年)度の4月に持ち越された。これは市販品ではなく独自の実験機材を海外へ持ち出す際には想定しておくべきプロセスであったとも考えられるが,今後同様の研究を行う際の参考となった。
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今後の研究の推進方策 |
2024年度は,現地に送った機材の動作確認を行い測定プロトコルを確定する。このプロセスをとおして次年度に代表者が現地に長期滞在し測定するための基盤を整える。
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