研究課題/領域番号 |
21KK0230
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研究種目 |
国際共同研究加速基金(国際共同研究強化(A))
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分09080:科学教育関連
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研究機関 | 滋賀大学 |
研究代表者 |
加納 圭 滋賀大学, 教育学系, 教授 (30555636)
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研究期間 (年度) |
2022 – 2024
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研究課題ステータス |
交付 (2023年度)
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配分額 *注記 |
15,600千円 (直接経費: 12,000千円、間接経費: 3,600千円)
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キーワード | 包摂 / STEAM教育 / 文化に関連する教育 / 期待価値理論 / STEM教育 / STEM / インクルーシブ / ICT / 評価 / コンピュータ適応型テスト |
研究開始時の研究の概要 |
本国際共同研究によって基課題「理科の見方・考え方が習得できる科学教育プログラム開発とICTを用いた評価指標構築」から発展させる点は下記の2点である。1.基課題における科学教育をSTEM(科学・技術・工学・数学)教育へ発展させる。2.基課題の教育プログラムとその評価をより包摂的なものに発展させる。本国際共同研究は、より包摂的なSTEM教育プログラムの研究開発を長年行ってきたオーストラリア国立大学(ANU)・科学意識向上センター(CPAS)の研究者らと行う。
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研究実績の概要 |
本研究は、1.基課題における科学教育をSTEM(科学・技術・工学・数学)教育へ発展させること、2.基課題の教育プログラムとその評価をより包摂的なものに発展させることを目的としている。 昨年度に構築したより包摂的な教育プログラム開発のための文化に関連した教育理論及び評価のための期待価値理論の二つの理論的バックグラウンドに基づき、様々なステイクホルダーへのインタビューも重ねながら、STEAM教育プログラムの開発を行った。 開発した教育プログラムを8月にオーストラリアで、11月に日本で小学生の親子を対象に実施した。また、参加者に対してアンケート調査を実施した。 最終的に、アンケート調査結果の分析を始めた。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
おおむね順調に進展してはいるが、コロナ禍の影響が残っており、教育プログラムへの参加者数が十分に集まらなかった。そのため、今後統計的解析に影響が出る可能性がある。
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今後の研究の推進方策 |
これまでに得られたデータ分析を行う。サンプル数が十分でない場合、再度データ取得を行うことも視野に入れる。
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