研究課題/領域番号 |
22220004
|
研究種目 |
基盤研究(S)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
神経科学一般
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
村上 富士夫 大阪大学, 生命機能研究科, 名誉教授 (20089882)
|
研究分担者 |
宋 文杰 熊本大学, 大学院生命科学研究部, 教授 (90216573)
山本 亘彦 大阪大学, 大学院生命機能研究科, 教授 (00191429)
田辺 康人 京都大学, 医学研究科, 医員 (10311309)
|
研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
216,320千円 (直接経費: 166,400千円、間接経費: 49,920千円)
2014年度: 42,510千円 (直接経費: 32,700千円、間接経費: 9,810千円)
2013年度: 42,510千円 (直接経費: 32,700千円、間接経費: 9,810千円)
2012年度: 42,510千円 (直接経費: 32,700千円、間接経費: 9,810千円)
2011年度: 45,890千円 (直接経費: 35,300千円、間接経費: 10,590千円)
2010年度: 42,900千円 (直接経費: 33,000千円、間接経費: 9,900千円)
|
キーワード | 大脳皮質 / 抑制性介在ニューロン / 移動の終了 / 皮質内最終分布 / 極性獲得 / 子宮内電気穿孔法 / 尾側基底核原基 / 層分布 / 内側基底核原基 / nkx2.1 / Sp8 / 電気穿孔法 / 移動能 / 内在的制御 / GAD67-GFPマウス / 皮質板 / 放射状グリア細胞 / 分子・細胞神経科学 / 神経細胞移動 / in vivoイメージング / 抑制性介在ニューロ |
研究成果の概要 |
介在ニューロン(IN)の移動の終了と最終分布位置決定の機構を解明すると共に、多様性出現の機構の解明を最終目的とした。その結果、INのin vivo imagingに世界で初めて成功し、辺縁帯で多方向へ、そして中間帯/脳室下帯では正中線方向に向かう移動を確認した。さらに移動の終了が内在的機構と外因性機構の両方によって制御されていることを示した。INが最終位置に分布する際には軸索と樹状突起を有するようになるが、この極性の獲得が移動細胞の極性を引き継ぐのではなく、新たに獲得されることをした。また、INが正しく最終位置に分布するには辺縁帯における(ランダムウォーク様)移動が重要であることを示した。
|
評価記号 |
検証結果 (区分)
A
|
評価記号 |
評価結果 (区分)
A: 当初目標に向けて順調に研究が進展しており、期待どおりの成果が見込まれる
|