研究課題/領域番号 |
22222001
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研究種目 |
基盤研究(S)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
小泉 政利 東北大学, 文学研究科, 准教授 (10275597)
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研究分担者 |
八杉 佳穂 国立民族学博物館, 民族文化研究部, 教授 (20150063)
千種 眞一 東北大学, 文学研究科, 教授 (30125611)
坂本 勉 九州大学, 人文科学研究科, 教授 (10215650)
後藤 斉 東北大学, 文学研究科, 教授 (90162156)
遊佐 典昭 宮城学院女子大学, 学芸学部, 教授 (40182670)
行場 次朗 東北大学, 文学研究科, 教授 (50142899)
酒井 弘 広島大学, 教育学研究科, 教授 (50274030)
玉岡 賀津雄 名古屋大学, 国際文化研究科, 教授 (70227263)
酒井 邦嘉 東京大学, 総合文化研究科, 准教授 (10251216)
那須川 訓也 東北学院大学, 文学部, 教授 (80254811)
杉崎 鉱司 三重大学, 人文学部, 准教授 (60362331)
田中 幹大 甲南女子大学, 文学部, 講師 (10555072)
小野 創 津田塾大学, 学芸学部, 准教授 (90510561)
金 情浩 東北大学, 文学研究科, 助教 (70513852)
里 麻奈美 沖縄国際大学, 学芸学部, 講師 (80723965)
菊澤 律子 国立民族学博物館, 民族文化研究部, 准教授 (90272616)
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連携研究者 |
木山 幸子 国立長寿医療研究センター, 長寿医療工学研究部, 研究開発研究員 (10612509)
大滝 宏一 金沢学院大学, 文学部, 講師 (50616042)
安永 大地 金沢大学, 人間社会学域, 准教授 (00707979)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
215,930千円 (直接経費: 166,100千円、間接経費: 49,830千円)
2014年度: 22,360千円 (直接経費: 17,200千円、間接経費: 5,160千円)
2013年度: 46,540千円 (直接経費: 35,800千円、間接経費: 10,740千円)
2012年度: 30,160千円 (直接経費: 23,200千円、間接経費: 6,960千円)
2011年度: 89,440千円 (直接経費: 68,800千円、間接経費: 20,640千円)
2010年度: 27,430千円 (直接経費: 21,100千円、間接経費: 6,330千円)
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キーワード | 言語学 / 外国語 / カクチケル・マヤ語 / 神経科学 / 実験系心理学 / 認知科学 / カクチケル語 / 危機言語 / 言語と文化の多様性 |
研究成果の概要 |
(1)カクチケル・マヤ語では、文法的基本語順であるVOS語順が他の語順よりも文処理(理解・産出)の際の負荷が低い。(2)それにもかかわらず、産出頻度はVOSよりもSVOのほうが高い。(3)目的語が主語に先行する基本語順をもつOS言語であるカクチケル語の話者も、SO言語の話者と同様に、言葉にする前に出来事を認識する際の順序(=思考の順序)は、(言語で言えばSO語順に相当する)「行為者・対象」である。これらは、文処理負荷を決める主な要因と産出頻度を決める主な要因とが異なることを世界で初めて立証したもので、SO言語のみの研究から導かれた既存の理論に対して抜本的修正を迫る画期的な研究成果です。
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評価記号 |
検証結果 (区分)
A-
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評価記号 |
評価結果 (区分)
A: 当初目標に向けて順調に研究が進展しており、期待どおりの成果が見込まれる
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