研究課題/領域番号 |
22241015
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
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研究機関 | 京都大学 (2011-2013) 独立行政法人国立環境研究所 (2010) |
研究代表者 |
高野 裕久 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (60281698)
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研究分担者 |
柳澤 利枝 独立行政法人国立環境研究所, 環境健康研究センター, 主任研究員 (70391167)
井上 健一郎 国際医療福祉大学, 保健医療学部, 教授 (20373219)
小池 英子 独立行政法人国立環境研究所, 環境健康研究センター, 主任研究員 (60353538)
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連携研究者 |
小池 英子 独立行政法人国立環境研究所, 環境健康研究センター, 主任研究員 (60353538)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
47,060千円 (直接経費: 36,200千円、間接経費: 10,860千円)
2013年度: 12,220千円 (直接経費: 9,400千円、間接経費: 2,820千円)
2012年度: 12,220千円 (直接経費: 9,400千円、間接経費: 2,820千円)
2011年度: 12,220千円 (直接経費: 9,400千円、間接経費: 2,820千円)
2010年度: 10,400千円 (直接経費: 8,000千円、間接経費: 2,400千円)
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キーワード | 環境汚染物質 / 大気汚染物質 / アレルギー / 免疫応答 / メカニズム / 細胞間ネットワーク / 細胞内ネットワーク / シグナル伝達 |
研究概要 |
本研究では、環境汚染物質(ベンゾ[a]ピレンやフタル酸エステル等)がアレルギーを増悪する作用機序の解明を目的とし、種々の免疫担当細胞の活性化および細胞間・細胞内ネットワークに及ぼす影響とその役割について検討した。当該環境汚染物質は脾細胞中のT細胞と抗原提示細胞(マクロファージ、樹状細胞、B細胞)を活性化したが、T細胞に対する直接的な作用は認められず、抗原提示細胞とT細胞の相互作用が重要であることが示された。特に、T細胞上のCD3/CD28を介した細胞間ネットワーク、その後の細胞内シグナル伝達(細胞内ネットワーク)とTh2サイトカイン産生の増加等が、アレルギー増悪作用に重要であることが示された。
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