研究課題/領域番号 |
22241016
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
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研究機関 | 国立医薬品食品衛生研究所 |
研究代表者 |
能美 健彦 国立医薬品食品衛生研究所, 安全性生物試験研究センター, 客員研究員 (30150890)
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研究分担者 |
増村 健一 国立医薬品食品衛生研究所, 変異遺伝部, 室長 (40291116)
安井 学 国立医薬品食品衛生研究所, 変異遺伝部, 主任研究官 (50435707)
佐治 哲矢 (鈴木 哲矢 / 佐治 哲矢(鈴木哲矢)) 労働安全衛生総合研究所, 健康障害予防研究部, 研究員 (20573950)
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連携研究者 |
豊田 尚美 (外岩戸 尚美) 国立医薬品食品衛生研究所, 変異遺伝部, 非常勤職員 (70381853)
グルーズ ピーター 国立医薬品食品衛生研究所, 変異遺伝部, 主任研究官 (10321853)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
46,800千円 (直接経費: 36,000千円、間接経費: 10,800千円)
2013年度: 6,240千円 (直接経費: 4,800千円、間接経費: 1,440千円)
2012年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
2011年度: 17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2010年度: 16,250千円 (直接経費: 12,500千円、間接経費: 3,750千円)
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キーワード | 閾値 / 遺伝毒性発がん物質 / トランスリージョンDNA合成 / DNAポリメラーゼζ / 突然変異 / DNA損傷 |
研究概要 |
DNAに損傷を与え突然変異を誘発する遺伝毒性物質の作用には閾値がないとされ、各種の行政的な規制が行われている。しかし、ヒトはさまざまな生体防御機構を具備しており、これらが低用量の遺伝毒性物質の作用を抑制して「事実上の閾値」を形成する可能性が考えられる。本研究では、DNA損傷の乗り越えに関与するDNAポリメラーゼζを遺伝的に改変することにより、遺伝毒性物質の閾値形成機構を検討することを目的とした。DNAポリメラーゼζの活性を減弱させると、酸化DNA損傷に対するヒト細胞の感受性が増大したことから、遺伝毒性に対する「事実上の閾値」形成にDNAポリメラーゼζが重要な役割を果たしているものと結論した。
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