研究課題/領域番号 |
22242025
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
白石 典之 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (40262422)
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研究分担者 |
本郷 一美 総合研究大学院大学, 先導科学研究科, 准教授 (20303919)
篠田 雅人 名古屋大学, 環境学研究科, 教授 (30211957)
村上 恭通 愛媛大学, 東アジア古代鉄文化研究センター, 教授 (40239504)
佐々木 尚子 京都府立大学, 生命環境科学研究科(系), 研究員 (50425427)
小畑 弘己 熊本大学, 文学部, 教授 (80274679)
相馬 秀廣 奈良女子大学, 文学部, 教授 (90196999)
加藤 雄三 総合地球環境学研究所, 研究部, 助教 (20353451)
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連携研究者 |
松田 孝一 大阪国際大学, 名誉教授 (70142304)
三宅 俊彦 淑徳大学, 人文学部, 教授 (90424324)
笹田 朋孝 愛媛大学, 法文学部, 准教授 (90508764)
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研究協力者 |
内田 宏美
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
37,180千円 (直接経費: 28,600千円、間接経費: 8,580千円)
2014年度: 7,540千円 (直接経費: 5,800千円、間接経費: 1,740千円)
2013年度: 6,890千円 (直接経費: 5,300千円、間接経費: 1,590千円)
2012年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
2011年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
2010年度: 7,800千円 (直接経費: 6,000千円、間接経費: 1,800千円)
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キーワード | 考古学 / 環境考古学 / モンゴル / モンゴル帝国 / チンギス・カン / 国際情報交換 / 中国 / 東洋史 / 国際情報交流 / 国際研究者交流 / モンゴル:中国:ロシア |
研究成果の概要 |
本研究の目的はモンゴル帝国の強大化の背景を明らかにすることである。我々は史料だけに拠らず、遺跡などの考古資料から研究を進めた。王朝の興亡に自然環境変化が関係するという意見は古くからある。モンゴル帝国の勃興についても中世温暖期のピーク以降の寒冷化でチンギス・カンがモンゴル族を統合し、力を蓄えて世界征服へと乗り出したという仮説がある。我々は環境考古学的方法でその仮説を検証した。その結果、チンギス登場時のモンゴルは寒冷・乾燥、征服戦争を遂行していた時期は温暖・湿潤であったと想定できた。我々はモンゴル高原における温暖湿潤傾向による農耕と牧畜の盛行に、モンゴル帝国の拡大の理由が隠されていると考える。
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