研究課題/領域番号 |
22244041
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物性Ⅱ
|
研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
上田 寛 東京大学, 物性研究所, 教授 (20127054)
|
連携研究者 |
植田 浩明 京都大学, 理学研究科, 准教授 (10373276)
礒部 正彦 東京大学, 物性研究所, 技術専門職員 (70396919)
山内 徹 東京大学, 物性研究所, 技術専門職員 (10422445)
辛 埴 東京大学, 物性研究所, 教授 (00162785)
藤原 直樹 京都大学, 人間環境学研究科, 准教授 (60272530)
太田 幸則 千葉大学, 理学研究科, 教授 (70168954)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
45,110千円 (直接経費: 34,700千円、間接経費: 10,410千円)
2012年度: 12,870千円 (直接経費: 9,900千円、間接経費: 2,970千円)
2011年度: 13,520千円 (直接経費: 10,400千円、間接経費: 3,120千円)
2010年度: 18,720千円 (直接経費: 14,400千円、間接経費: 4,320千円)
|
キーワード | 強相関電子系 / 物性実験 / クロム酸化物 / 電磁気物性 / 金属絶縁体転移 / ホランダイト酸化物 / クロムホランダイト / 構造相転移 / 層状ペロフスカイト物質 / マンガンホランダイト / パイエルス転移 / 金属強磁性 |
研究概要 |
放射光X線回折測定による詳しい構造解析と第一原理計算による電子構造計算より、クロム酸化物K2Cr8O16における新奇強磁性金属-絶縁体転移が、CrO6八面体の結合した4本のCr-O鎖よりなる擬1次元カラム構造に由来するパイエルス不安定性により、Crイオンの4量体化を伴ってパイエルス機構で起こることを明らかにした。これは完全スピン分極した電子系のパイエルス転移の初めての例である。
|