研究課題/領域番号 |
22245001
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
松本 吉泰 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (70181790)
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研究分担者 |
竹谷 純一 大阪大学, 産業科学研究所, 教授 (20371289)
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連携研究者 |
渡邊 一也 京都大学, 大学院・理学研究科, 准教授 (30300718)
中井 郁代 京都大学, 大学院・理学研究科, 助教 (30446257)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
49,140千円 (直接経費: 37,800千円、間接経費: 11,340千円)
2012年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
2011年度: 7,150千円 (直接経費: 5,500千円、間接経費: 1,650千円)
2010年度: 33,410千円 (直接経費: 25,700千円、間接経費: 7,710千円)
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キーワード | 有機半導体 / 表面・界面 / 非線形分光 / キャリアダイナミックス / 電界効果トランジスタ / 変調分光スペクトル / 正孔 / 電荷移動度 / ルブレン / 電場変調分光 / 和周波振動分光 / 多重反射 |
研究概要 |
近年、開発のめざましい有機半導体デバイスにおける最も重要な課題の一つは電荷輸送機構を微視的に解明することである。本研究では、ルブレン単結晶、およびジナフトチエノチオフェン(DNTT)薄膜の電界効果トランジスタ(FET)における有機半導体・絶縁体界面に注入されたキャリアの電子状態を電荷変調分光法(CMS)により解明した。まずルブレン単結晶FETにおいて従来の透過型CMSが適用できない不透明なデバイスへのCMSの応用を可能とした。さらに、DNTT薄膜トランジスタについては正孔の電子吸収スペクトルが分子両端に導入したアルキル基により大きく変化することを見いだし、スペクトル解析から分子間の電荷移動確率と分子間配向との関連を明らかにした。
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