研究課題/領域番号 |
22245002
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
物理化学
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研究機関 | 立命館大学 (2012-2013) 分子科学研究所 (2010-2011) |
研究代表者 |
平田 文男 立命館大学, 生命科学部, 教授 (90218785)
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研究分担者 |
吉田 紀生 九州大学, 理学(系)研究科(院), 准教授 (10390650)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
44,200千円 (直接経費: 34,000千円、間接経費: 10,200千円)
2013年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
2012年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
2011年度: 8,060千円 (直接経費: 6,200千円、間接経費: 1,860千円)
2010年度: 19,500千円 (直接経費: 15,000千円、間接経費: 4,500千円)
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キーワード | イオンチャネル / RISM理論 / 3D-RISM理論 / 一般化ランジェヴァン理論 / カリウムチャネル / イオン透過機構 / 蛋白質の構造揺らぎ / 分散・共分散行列 / イオンの透過機構 / イオンの選択性 / 蛋白質の揺らぎ / イオン分布 / イオン選択性 / 3D-RISM / ダイナミクス / 分子認識 / 一般化ランジェヴァン方程式 / KcsAチャネル / グリセリン / アクアポリン / 平均力ポテンシャル / GlpF / リガンド / 分子シミュレーション |
研究概要 |
本研究の目的はイオンチャネルのイオン透過機構とその選択性を分子レベルて記述する理論的方法論を構築することにある。その主な成果は以下の2点である。(1) 3D-RISM理論に基づき、カリウムチャネル (KcsA)の選択フィルター内部の水分子およびイオン(Li+, Na+, K+)の分布を解析した結果、すべてのイオンがフィルター内部に結合し得ること、その結合のモードはイオンにより大きく異なること、また、イオン選択性はこの結合モードの違いに起因することを明らかにした。(2)チャネル蛋白質の構造揺らぎを記述する新規の方程式を 3D-RISM理論と一般化ランジェヴァン理論を結合することにより導出した。
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