研究課題/領域番号 |
22246070
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
建築構造・材料
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
和田 章 東京工業大学, 応用セラミックス研究所, 名誉教授 (90158684)
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研究分担者 |
坂田 弘安 東京工業大学, 応用セラミックス研究所, 教授 (80205749)
吉敷 祥一 大阪工業大学, 工学部, 講師 (00447525)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
22,100千円 (直接経費: 17,000千円、間接経費: 5,100千円)
2012年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
2011年度: 8,320千円 (直接経費: 6,400千円、間接経費: 1,920千円)
2010年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | 耐震設計 / 制振構造 / 鉄筋コンクリート構造 / 座屈拘束筋違 / パッシブ制振構造 / 制振ダンパー / アンカーボルト / コッター / ガセットプレート |
研究概要 |
鉄筋コンクリート骨組に座屈拘束筋違を適用するために、アンカーボルトとコッターを用いて応力伝達を図る方法を提案し、実験と解析により接合部及び架構全体の力学的挙動を把握した。この接合方法を適用した柱梁部分骨組を製作し、載荷実験を行った。実験では接合部周辺部材における応力伝達がコッターの力学性状、座屈拘束筋違の軸力伝達に及ぼす影響は小さく、本接合方法の有効性を確認した。次に、接合部の要素実験と解析から、コンクリート内部の応力伝達を把握し、既往の耐力評価式の考え方を参考にコッターの最大せん断耐力評価式を構築した。さらに座屈拘束筋違付き鉄筋コンクリート建物の地震応答解析を行った。解析の結果、座屈拘束筋違取り付けることで最大応答層間変形角を抑制できることや、耐震壁に比べてエネルギー吸収能力、靱性能を向上させることができることを確認した。
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