研究課題/領域番号 |
22246079
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
金属物性
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研究機関 | 独立行政法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
北口 仁 独立行政法人物質・材料研究機構, 超伝導線材ユニット, ユニット長 (60354304)
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研究分担者 |
松本 明善 独立行政法人物質・材料研究機構, 超伝導線材ユニット, 主任研究員 (50354303)
土井 俊哉 京都大学, エネルギー応用科学研究科, 教授 (30315395)
波多 聰 (波多 聡) 九州大学, 総合理工学研究科, 准教授 (60264107)
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連携研究者 |
熊倉 浩明 独立行政法人物質・材料研究機構, 超伝導線材ユニット, 高温線材グループ (90354307)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
49,140千円 (直接経費: 37,800千円、間接経費: 11,340千円)
2012年度: 10,660千円 (直接経費: 8,200千円、間接経費: 2,460千円)
2011年度: 9,620千円 (直接経費: 7,400千円、間接経費: 2,220千円)
2010年度: 28,860千円 (直接経費: 22,200千円、間接経費: 6,660千円)
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キーワード | 超伝導 / Bi,Pb-2223 / 薄膜 / 臨界電流密度 / スパッタ / 酸化物高温超伝導体 / DCスパッタ |
研究概要 |
本研究は、ビスマス系超伝導体((Bi,Pb)2Sr2Ca2Cu3Ox、以下Bi,Pb-2223と記す)について、そのポテンシャルを明示するために、Pbを含有した単一相の薄膜を作製することに挑戦を行ってきた。まず、Pbを含まないBi-2223相薄膜を、Bi-Sr-Ca-Cu-Oの単一焼結体をターゲットしてチタン酸ストロンチウム(SrTiO3)基板にスパッタ法で成膜し、Pb蒸気圧の高い雰囲気中で熱処理することにより、Bi,Pb-2223相とする方法に取り組んだ。その結果、得られた薄膜に対して450℃酸素気流中で後熱処理を行い、酸素キャリアをオーバードープ状態にすることで、世界最高値(0.9x106 A/cm2、 77 K、自己磁場中)を有した薄膜を作製することに成功した。また、Bi2212+CaCuPbO→Bi2223の反応過程についても薄膜で初めて模擬することができた。
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