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独自の培養技術を用いた大腸上皮細胞機能解析と腸炎細胞治療技術の基盤確立

研究課題

研究課題/領域番号 22249026
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 消化器内科学
研究機関東京医科歯科大学

研究代表者

渡辺 守  東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (10175127)

研究分担者 水島 昇  東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (10353434)
中村 哲也  東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 寄附講座教員 (70265809)
研究期間 (年度) 2010
研究課題ステータス 完了 (2010年度)
配分額 *注記
24,830千円 (直接経費: 19,100千円、間接経費: 5,730千円)
2010年度: 24,830千円 (直接経費: 19,100千円、間接経費: 5,730千円)
キーワード幹細胞培養 / 腸管上皮細胞 / 細胞治療 / オートファジー / 抗菌物質 / 内視鏡検体 / Lgr-5
研究概要

本研究計画は我々が独自に開発した正常大腸上皮培養技術を応用し、上皮幹細胞の性状解析や上皮による生体防御機能解明を目指した「大腸上皮細胞機能解析」をおこなうこと、およびヒト大腸疾患の診断・治療ツールとなすべく「培養大腸上皮の臨床応用技術開発」をおこなうことを目的とする。
本研究成果は、大腸上皮増殖・分化機構やIBDを含むヒト腸疾患病態の解明に寄与するとともに、細胞移植治療のリソースとして、また薬剤感受性や腸管上皮機能を個別に評価する技術を通じて消化管再生医療とオーダーメイド医療の進展に大きなインパクトを与えるものと期待される。以上の目的に基づき、既に申請者が開発した単離技術、細胞外基質、および蛋白因子添加培地の組み合わせにより、マウス大腸上皮細胞がきわめて純度の高いまま、数週間を超えて、しかも無血清培地中で培養可能であることを見出した。さらに本年度は大腸上皮細胞機能解析を行い、主に幹細胞の単離・培養と性状解析、大腸上皮幹細胞を選択的に増やす培養技術開発、大腸上皮幹細胞の増殖促進・抑制因子および分化誘導因子の探索とその作用の解明を行っている。また培養大腸上皮細胞の臨床応用技術開発として「培養大腸細胞を用いた大腸炎に対する細胞移入治療の検討」と「ヒト大腸上皮細胞培養技術確立」を行った。
年度途中であるが基盤研究(S)が採択されたため本研究課題は中止となったが、研究内容は基盤研究(S)の計画にも含まれている課題であり、本研究計画は引き続き行う予定である。

報告書

(1件)
  • 2010 実績報告書

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公開日: 2010-08-23   更新日: 2016-04-21  

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