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能動集積性を有する医工融合型ナノ粒子による外科疾患新診断法・低侵襲治療法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 22249049
研究種目

基盤研究(A)

配分区分補助金
応募区分一般
研究分野 外科学一般
研究機関慶應義塾大学

研究代表者

上田 政和  慶應義塾大学, 医学部, 准教授 (50142419)

研究分担者 代永 和秀  慶應義塾大学, 医学部, 助教 (20445373)
佐藤 知美  慶應義塾大学, 医学部, 助教 (40445383)
尾曲 健司  慶應義塾大学, 医学部, 助教 (70445360)
藤崎 洋人  慶應義塾大学, 医学部, 助教 (70464956)
研究期間 (年度) 2010
研究課題ステータス 完了 (2011年度)
配分額 *注記
22,750千円 (直接経費: 17,500千円、間接経費: 5,250千円)
2011年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
2010年度: 15,470千円 (直接経費: 11,900千円、間接経費: 3,570千円)
キーワードDDS / 遺伝子工学 / 電磁気工学 / レーザー工学 / 触媒工学 / 低侵襲治療
研究概要

能動集積性を有する医工融合型ナノ粒子による外科疾患新診断法・低侵襲治療法の開発を目的として次の4つのサブテーマに沿い主に癌をターゲットとした研究を行っている。1)HBs抗原L粒子による治療薬の開発 2)鉄ナノ磁性体を用いた微小センチネルリンパ節転移の術前診断法・術中迅速診断法・温熱焼却療法の開発 3)能動集積性を有する光線力学療法開発と臨床応用に関する基礎的検討4)分散型高機能性酸化チタンの触媒作用による癌治療システムの開発。
本年度は1)C型肝炎ウイルスを切断するsiRNAを封入したL粒子の効果をin vivoで評価するためレプリコン産生ヒト肝細胞癌をNOGマウスの肝臓に接種、4週頃から腫瘍が確認され始め8週で接種したすべてのマウスに腫瘍ができることを明らかにした。2)術中迅速免疫診断法は、抗体および蛍光封入鉄磁性体はプレパラート上に磁石により引き寄せられるので抗原と高濃度で迅速に反応する。また蛍光色素が封入されているので2次抗体で発色させる必要が無いのが特徴である。EGFR高産生株を移植したゼノグラフトの組織を用いた検討では反応時間わずか10~15分で十分なシグナルが得られることが示唆された。3)光線力学療法開発では各臓器のベルテポルフィンの取り込みを測定し、腫瘍に能動的に集積することが証明された。また、粘膜切除術断端陽性例を想定した盲腸モデルとしてマウスの大腸癌モデルを作製した。4)分散型高機能性酸化チタンの触媒作用による癌治療システムの開発では、DDSの前段階の検討としてin vivoでのチタン量及び超音波照射量と皮下腫瘍に対する治療効果の検討を行い、酸化チタン10mg・超音波照射5分で治療効果が得られることが示された。

報告書

(1件)
  • 2010 実績報告書

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公開日: 2010-08-23   更新日: 2016-04-21  

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