研究課題/領域番号 |
22249050
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
消化器外科学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
田中 真二 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 准教授 (30253420)
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研究分担者 |
有井 滋樹 東京医科歯科大学, 大学院・医歯学総合研究科, 教授 (50151171)
森 正樹 大阪大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (70190999)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
47,970千円 (直接経費: 36,900千円、間接経費: 11,070千円)
2012年度: 13,650千円 (直接経費: 10,500千円、間接経費: 3,150千円)
2011年度: 13,650千円 (直接経費: 10,500千円、間接経費: 3,150千円)
2010年度: 20,670千円 (直接経費: 15,900千円、間接経費: 4,770千円)
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キーワード | 難治性癌 / プロテアソーム / 低酸素 / 活性酸素 / 幹細胞 / マクロファージ / 転移 / 再発 / 消化器癌 / 非対称性分裂 / 転移能 / マイクロアレイ / 腫瘍形成能 |
研究概要 |
我々は難治性癌の中にプロテアソーム活性に依存しない少数の癌細胞集団が内在することを見出した。本研究ではその可視化システムを構築し、手術臨床検体および培養癌細胞へ導入した。その結果、プロテアソーム活性が低いGhigh分画を確認し、Ghighの非対称性分裂によりGlowが生じるが、低酸素下ではGhighの対称性分裂が活発化し抗癌剤耐性を獲得すること、低酸素誘導因子阻害剤により抑制されることを見出した。Ghighは細胞内ROSが低値であり、GhighROSlow分画が特徴的な幹細胞性遺伝子シグネチャーを持ち、マクロファージ遊走を伴う高転移能を示すこと、臨床検体におけるGhighROSlow遺伝子シグネチャーが術後再発予測に役立つことを明らかとした。
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