研究課題/領域番号 |
22251003
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
地域研究
|
研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
片岡 樹 京都大学, アジア・アフリカ地域研究研究科, 准教授 (10513517)
|
研究分担者 |
宮沢 千尋 南山大学, 人文学部, 准教授 (20319289)
長谷 千代子 九州大学, 比較社会文化研究科(研究院), 講師 (20450207)
小林 知 京都大学, 東南アジア研究所, 助教 (20452287)
武内 房司 学習院大学, 文学部, 教授 (30179618)
中西 裕二 日本女子大学, 人間社会学部, 教授 (50237327)
村上 忠良 大阪大学, 言語文化研究科(研究院), 准教授 (50334016)
吉本 康子 国立民族学博物館, 民族社会研究部, 研究員 (50535789)
林 行夫 京都大学, 地域研究統合情報センター, 教授 (60208634)
速水 洋子 京都大学, 東南アジア研究所, 教授 (60283660)
芹澤 知広 奈良大学, 社会学部, 教授 (60299162)
吉野 晃 東京学芸大学, 教育学部, 教授 (60230786)
|
研究期間 (年度) |
2010 – 2012
|
研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
|
配分額 *注記 |
34,190千円 (直接経費: 26,300千円、間接経費: 7,890千円)
2012年度: 8,580千円 (直接経費: 6,600千円、間接経費: 1,980千円)
2011年度: 12,740千円 (直接経費: 9,800千円、間接経費: 2,940千円)
2010年度: 12,870千円 (直接経費: 9,900千円、間接経費: 2,970千円)
|
キーワード | 宗教 / 東南アジア / 中国 / 民族 / 越境 / 国家 / 制度化 |
研究概要 |
東南アジア大陸部における宗教の越境現象というのは、必ずしも近年のグローバル化に特有の現象ではない。国家、民族、宗教をまたいだ越境というのは、前近代においては今以上に活発かつ柔軟に行われていた。そうした越境をせき止めたのが近代国家による国境線の画定、民族集団の認知、宗教の制度化である。冷戦以後の東南アジア大陸部で顕在化している宗教の越境現象は、そうした近代国家による囲い込みを与件とし、そのなかで失われつつある世界を部分的に取り戻す試みということができる。
|