研究課題/領域番号 |
22255008
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 海外学術 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
太田 誠一 京都大学, 大学院・農学研究科, 教授 (10346033)
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研究分担者 |
武田 博清 同志社大学, 理工学部, 教授 (60109048)
石塚 成宏 独立行政法人森林総合研究所, 研究グループ長 (30353577)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
38,220千円 (直接経費: 29,400千円、間接経費: 8,820千円)
2012年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
2011年度: 12,220千円 (直接経費: 9,400千円、間接経費: 2,820千円)
2010年度: 18,330千円 (直接経費: 14,100千円、間接経費: 4,230千円)
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キーワード | 亜酸化窒素 / 熱帯 / 早生樹 / 植林 / 温暖化緩和 / 早生樹植林 / 温室効果ガス / アカシア / ユーカリ / 強風化土壌 / 土壌 / 温暖化 / マメ科 / アカシア・マンギウム / 溶存有機物 |
研究概要 |
近年、湿潤熱帯アジアでは増大するパルプ需要に答えるため大規模な植林事業が展開されており、こうした地域ではアカシア・マンギウム(以下アカシア)を代表とするマメ科早生樹が広く植栽される。しかし、アカシアは窒素固定樹種であるため成長が早い一方、土壌-植生系内を循環する窒素量が増大することで、亜酸化窒素(N2O)を通常の森林よりも多く排出することを明らかにしてきた。本課題では N2O 放出緩和オプションの提示を目的として、インドネシア南スマトラ州のる大規模産業植林地帯において、以下の研究を実施した。1)リン施用がアカシア林地からの N2O 放出に及ぼす影響、2)リン施用を導入したアカシア植林施業の温暖化緩和効果の評価。 その結果、リン施用は植物根のない状態ではN2O 排出を促進するが、アカシア根による養分吸収がある条件下では植物の窒素吸収を促進することで土壌からの亜酸化窒素排出を抑制する効果を持つことを明らかにした。またアカシア新植時からリン施用を行えば無施用区に比べ、土壌炭素の分解が促進される一方で、 N2O の発生抑制ならびに植栽木のバイオマス生産増によって、全体としては温暖化緩和効果が強化されることを明らかにした。
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