研究課題/領域番号 |
22300070
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知覚情報処理・知能ロボティクス
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
森島 繁生 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (10200411)
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研究分担者 |
島田 和幸 鹿児島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 教授 (80130524)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
18,460千円 (直接経費: 14,200千円、間接経費: 4,260千円)
2012年度: 5,070千円 (直接経費: 3,900千円、間接経費: 1,170千円)
2011年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2010年度: 7,670千円 (直接経費: 5,900千円、間接経費: 1,770千円)
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キーワード | ディジタルヒューマンモデル / 顔の分析・合成 / 解剖学的顔モデル / 年齢・性別変換 / 顔認証 / 3次元顔形状推定 / コンピュータビジョン / 画像情報処理 / 顔形状3次元復元 / 年齢変化シミュレーション / 表情合成モデル / デジタルヒューマンモデル |
研究概要 |
人物の顔が表現する様々な属性のうち、個性、年齢、感情、健康状態に着目し、これらの特徴を高精度かつリアルにパラメータ表現する研究を行った。まず、実際の顔面の解剖を共同研究者の島田教授とのコレボレーションにより実現し、固体毎に表情筋の配置および脂肪層の構造に違いがあることを明確化した。次にレンジスキャナによって計測した顔の立体形状と正面スナップショットから構成される大量の顔データベースを構築し、人間の顔形状には統計的に一定のルールがあることを見出しモデル化を試みた。まず、線形予測分析に基き、正面の顔から得られる目鼻等の特徴点を安定かつロバストに抽出できるアルゴリズムを開発した。この特徴点の情報から、個々人の顔の3次元構造を高精度に復元できることを明らかにし、さらにカメラから入力された写真に対して極めて高速に3次元顔モデルを自動生成できるシステムを構築した。さらに皺の制御によって年齢特徴の表現が可能であることを明らかにし、顔形状、テクスチャ、皺の制御によって個人の年齢を操作できるインタラクティブなシステムを構築した。さらにこれらの顔モデルをベースにして、経年変化に強靭な顔認証システム、運転時の眠気推定システム、皺の付加による顔画像合成システム、発話合成システムの構築、作り笑いと自然な笑いを制御可能なメカニズムの解明など、顔画像処理の分野に新たな知見を与え、分野の発展に大きく寄与することができた。
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