研究課題/領域番号 |
22300114
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
神経解剖学・神経病理学
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研究機関 | 北里大学 |
研究代表者 |
阪上 洋行 北里大学, 医学部, 教授 (90261528)
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連携研究者 |
玉木 英明 北里大学, 医学部, 講師 (30155246)
原 芳伸 北里大学, 医学部, 助教 (40558467)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
17,680千円 (直接経費: 13,600千円、間接経費: 4,080千円)
2013年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2012年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2011年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
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キーワード | 抑制性シナプス / 低分子量GTP結合タンパク質 / シナプス後肥厚部 / 足場タンパク質 / シナプス可塑性 / 低分子量GTP結合蛋白質 / 低分子量G蛋白質 / 細胞骨格 / 神経可塑性 / GABA / グリシン / 樹状突起 |
研究概要 |
本研究は、細胞膜とエンドゾーム間の小胞輸送を制御する低分子量Gタンパク質ADP リボシル化因子6(ARF6)の抑制性シナプスにおける新規機能の解明を目的とし解析した結果、ARF6 活性化制御分子BRAG3(別名、IQSEC3、synArfGEF)が、ジストロフィンやSCAM-1 などの裏打ちタンパク質との結合を介して抑制性シナプス後膜に特異的に局在することを見出した。また、網膜において、BRAG3がグリシン作動性とGABA作動性シナプスの一部に局在することを明らかにした。これらの所見により、BRAG3-ARF6経路が抑制性シナプス後膜の新たな制御経路である可能性を示す解剖学的な基盤を提示した。
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