研究課題
基盤研究(B)
染色体の6番・15番・17番について、それぞれ活動性、社会行動、それに不安様行動に関わる遺伝子をほぼ一つあるいは少数の候補にまで絞り込むことに成功した。これらのいずれにおいても発現量の詳細な解析を行い、その発現量と行動形質との関連を調べた。特に、17番染色体の不安様行動関連遺伝子においては、この発現量調節にかかわる反復配列の同定に成功し、培養細胞を用いたルシフェラーゼアッセイによりその働きを明らかにした。また、この発現量の違いがタンパク質量の違いにも結び付いており、遺伝子発現とその機能との関連を詳細に明らかにした。
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