研究課題
基盤研究(B)
脳イルージョン療法は、患者に運動や感覚を行うイメージを形成させることによりリハビリテーションに役立たせようとする療法であるが、その作用機序は未明のままである。本研究では、代表的な脳イルージョン療法である鏡療法と身体イメージの形成に関わるラバーハンドイルージョンのそれぞれによって大脳皮質に生じる活性を検索した。その結果、運動機能発現に深く関わるミラーイメージでは運動を司る運動野が、また、認知機能に深く関わるラバーハンドイルージョンでは前頭前野が、それぞれ活性化した。このことは臨床においては患者の障害に合わせた特定の脳領域を賦活させるリハビリテーション療法の選択が重要になることを示唆している。
すべて 2013 2012 2011 2010 その他
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 1件) 学会発表 (34件) 備考 (1件)
体育の科学
巻: 62巻 ページ: 188-193
http://www.kyorin-shoin.co.jp/magazine.aspx?PID=Z1
巻: Vol.62 ページ: 188-193
PloS one
巻: 6 号: 11 ページ: e28226-e28226
10.1371/journal.pone.0028226
120003644369
http://www.med.kyoto-u.ac.jp/organization-staff/research/human_health/ot0101/