研究課題/領域番号 |
22300239
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用健康科学
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研究機関 | 東北文化学園大学 |
研究代表者 |
植木 章三 東北文化学園大学, 大学院・健康社会システム研究科, 教授 (00241802)
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研究分担者 |
芳賀 博 桜美林大学, 大学院・老年学研究科, 教授 (00132902)
吉田 裕人 東北文化学園大学, 医療福祉学部, 教授 (40415493)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
13,520千円 (直接経費: 10,400千円、間接経費: 3,120千円)
2012年度: 3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2011年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2010年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
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キーワード | 加齢・老化 / 介護予防 / 自主活動 / 農地 / 森林 / 運動 / 地域高齢者 |
研究概要 |
本研究は、宮城県登米市の3地区(農地での活動用運動プログラム提案地区、森林での活動用運動プログラム提案地区、従来からの高齢者ボランティアリーダー研修会年3回実施地区)を対象として、中山間地の特性を生かし、農地や森林での活動を視野に入れた高齢者の自主的運動プログラムを検討した。農地での作業動作と作業者のインタビューから、作業は休憩を任意に取りながら、時に椅座位を多用して作業をしている実態が明らかになり、有酸素作業負荷はほとんどなく、中腰の姿勢による腰部の筋疲労を軽減することや、腰背部・大腿後面の柔軟性を高めておくことの必要性が示唆された。一方、森林での運動プログラムは、高齢者にとって軽度から中等度の運動強度であり、コースの設定を多様にすれば、高齢者の体力水準に応じたプログラムの提供が可能となり、歩行運動の習慣化のきっかけとして利用できることが示唆された。その結果から、農作業時に実践できる運動プログラムや森林歩行に利用する竹杖を使った運動プログラムを提案した。
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