研究分担者 |
西内 悠祐 高知工業高等専門学校, 電気情報工学科, 助教 (00455172)
芝 治也 高知工業高等専門学校, 電気情報工学科, 准教授 (20270366)
山口 巧 高知工業高等専門学校, 電気情報工学科, 准教授 (30230361)
妻鳥 貴彦 高知工科大学, 工学部, 講師 (60320123)
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配分額 *注記 |
13,650千円 (直接経費: 10,500千円、間接経費: 3,150千円)
2012年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2011年度: 4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2010年度: 5,850千円 (直接経費: 4,500千円、間接経費: 1,350千円)
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研究概要 |
本研究では,教師と学生用のPC画面の共有化を基本とした双方向授業支援システムを発展させ,学生には自らの学習進度に応じて,あたかも教師が見守ってくれていて与えてくれているように感じられるようなチュータリングシステムのプロトタイプ構築を行うことを目的としている。 平成23年度は,プラットフォームとして構築した,多地点で遠隔補習支援するシステム「TERAKOYA」における実践を教員が自宅,学生が学生寮の複数居室または自宅に偏在している環境においても自主学習指導に使用できることが確認することができた。「寄り添い教育」実現に向けての一手法として,平成22年度に行ったタブレットPCにUSB接続するサブディスプレイを用いたヒント画面の手法を発展させて,学生からの質問に回答する教員用PC画面をそのままヒント画面として共有できるようにし,教員があらかじめ予測してヒント画面を作成しなければならない手間を省く試みを行った。これによって,教員側の負担を軽減できる可能性を確認することができた。また,学習用のPCはキーボードを使用せずにデジタルペンを使用するために操作性を考慮してピュアタブレットへの移行を行った。ただし,「TERAKOYA」で使用するソフトウェアは,最近主流のワイド画面およびWindows7に対応しきれておらず,不具合を生じる箇所の検証も時間をかけて行った。本体のPCをピュアタブレットに変更したことに合わせて,ヒント画面を共有する画面に使用していたUSB接続のサブディスプレイを廃止し,iPadを使用することでの実践も開始した。
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