研究課題/領域番号 |
22300312
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化財科学
|
研究機関 | 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所 |
研究代表者 |
早川 典子 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, 保存修復科学センター, 主任研究員 (20311160)
|
研究分担者 |
川野 邊渉 (川野邊 渉) 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, 文化遺産国際センター, センター長 (00169749)
本多 貴之 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, 保存修復科学センター, 客員研究員 (40409462)
藤松 仁 信州大学, 繊維学部, 教授 (80021179)
坪倉 早智子 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, 保存修復科学センター, 客員研究員 (20571350)
|
連携研究者 |
藤松 仁 信州大学, 繊維学部, 教授 (80021179)
|
研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2015-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
|
配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2013年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2012年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2011年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2010年度: 13,000千円 (直接経費: 10,000千円、間接経費: 3,000千円)
|
キーワード | 文化財修復材料 / 劣化 / 合成樹脂 / 酵素 / ポリビニルアルコール / 文化財修復 / 修復材料 / 文化財 / 修復 / 白化 |
研究成果の概要 |
過去の文化財修復で使用された修復材料が、作品の上で劣化することにより次の修理時に除去が困難になるという事例は数多く、特に近年は合成樹脂によってなされた修復作品の再修復が課題となっている。 中でもポリビニルアルコールは、一時期絵画や彩色の剥落止めとして多用されたが、現在は除去が検討されるケースが多い。施工時には水溶性であったポリビニルアルコールが劣化により不溶化することや、本来の粘性の高さなどにより、作品を傷めずポリビニルアルコールを除去することが困難となっている。本研究では、ポリビニルアルコールの劣化機構の科学的解明と、酵素による除去方法の開発を行った。
|