研究課題/領域番号 |
22300323
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
腫瘍生物学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
佐藤 靖史 東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (50178779)
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研究分担者 |
宮下 浩輝 東北大学, 加齢医学研究所, 助教 (80302222)
鈴木 康弘 東北大学, 加齢医学研究所, 助教 (60332277)
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研究期間 (年度) |
2010 – 2012
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研究課題ステータス |
完了 (2012年度)
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配分額 *注記 |
17,160千円 (直接経費: 13,200千円、間接経費: 3,960千円)
2012年度: 4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2011年度: 5,720千円 (直接経費: 4,400千円、間接経費: 1,320千円)
2010年度: 6,500千円 (直接経費: 5,000千円、間接経費: 1,500千円)
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キーワード | VASH1 / VASH2 / 血管内皮細胞 / がん細胞 / 血管新生 / がん転移 / 卵巣がん / 肝臓がん / mir-200b / 腫瘍血管新生 / リンパ管新生 / 血管内侵入 / タイトジャンクション / microRNA / Minマウス / モノクローナル抗体 |
研究概要 |
バゾヒビンファミリーメンバーにはバゾヒビン1(vasohibin-1:VASH1)とバゾヒビン2(vasohibin-2:VASH2)がある。VASH1は、血管内皮細胞が血管新生刺激に反応して誘導性に発現する血管新生抑制因子である。これまでの研究で、内因性VASH1は血管新生抑制作用を介して原発性腫瘍の発育を制御することを明らかにしてきたが、今回の研究において、血管内皮細胞が発現する内因性VASH1は、がんの血行性転移やリンパ行性転移を制御していることを明らかにした。一方、VASH2はVASH1とは拮抗的に血管新生を促進する因子であるが、今回の研究において、がん組織ではがん細胞がVASH2を主に発現し、血管新生促進作用を介して腫瘍の発育を促進することを明らかにした。以上より、がん組織におけるVASH1とVASH2のバランスは、がんの進展を規定する1つの要因と考えられた。
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