研究課題/領域番号 |
22300344
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
臨床腫瘍学
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研究機関 | 愛知県がんセンター(研究所) |
研究代表者 |
近藤 豊 愛知県がんセンター(研究所), ゲノム制御研究部, 部長 (00419897)
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連携研究者 |
豊田 実 札幌医科大学, 医学部生化学, 教授 (70270676)
夏目 敦至 名古屋大学, 大学院脳神経外科学, 准教授 (30362255)
上杉 志成 京都大学, 物質-細胞統合システム拠点, 教授 (10402926)
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研究期間 (年度) |
2010-04-01 – 2014-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2013年度)
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配分額 *注記 |
15,860千円 (直接経費: 12,200千円、間接経費: 3,660千円)
2012年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2011年度: 4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2010年度: 9,360千円 (直接経費: 7,200千円、間接経費: 2,160千円)
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キーワード | 分子標的治療 / がん幹細胞 / ポリコーム / グリオブラストーマ / エピジェネティクス / ポリコーム複合体 / ヒストン修飾 / 脳腫瘍 |
研究概要 |
固形腫瘍が治療感受性や転移能の異なる細胞集団を獲得する背景に、がん幹細胞の存在とそのエピジェネティクス制御機構が鍵となると考え、ヒト膠芽腫のがん幹細胞の分化誘導モデルを樹立し、がん細胞におけるエピゲノム可塑性およびその分子機構について解析した。さらにその分子基盤を標的とする小分子化合物の同定を試みた。本研究により、EZH2-H3K27me3を介したエピジェネティック機構は、がん幹細胞の分化過程で重要な働きを示し、がん組織内に多様な組織像を形成に寄与していることを見出した。またEZH2による遺伝子抑制を阻害する小分子化合物のスクリーニング法を開発した。
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